山本耀司のファッション進化論

25年前の、古いコピーがあります。
文化出版局の「ハイファッション」という雑誌に連載された、「山本耀司のファッション進化論」という記事です。

 

「山本耀司のファッション進化論」とは

ヨウジヤマモト066 ニック・ナイトハイファッション「山本耀司のファッション進化論」より
写真:ニック・ナイト

 

「山本耀司のファッション進化論」は、雑誌の「ハイファッション」に1986年から1987年に連載されました。

山本耀司とハイファッション編集部の、質問と答えによる会話形式のインタビュー記事です。

「山本耀司のファッション進化論」は、全部で17回連載されました。

それでは、「山本耀司のファッション進化論」の内容を見てみましょう。

 

「山本耀司のファッション進化論」内容

ヨウジヤマモト067 ニック・ナイトハイファッション「山本耀司のファッション進化論」より
写真:ニックナイト

 

「山本耀司のファッション進化論」の内容は、

  1. MODERNISM
    モダニズム。
  2. SILHOUETTE
    シルエット。
  3. BUTTON
    ボタン。
  4. SLEEVE
    袖。
  5. MAN & WOMAN
    男と、女。
  6. PARIS
    パリ
  7. DESSIN
    デッサン。
  8. MEN’S MODE
    メンズモード。
  9. DRAPE
    ドレープ。
  10. COLLAR
    衿。
  11. WOMEN
    女性像。
  12. POCKET
    ポケット。
  13. PRISMATIQUE
    プリズム的見方。
  14. ACCESSORIES
    アクセサリー。
  15. NECKLINE
    衿ぐり。
  16. MEN’S FORMAL WEAR
    男の正装。
  17. ROBE DE SOIREE
    夜の服。

以上、17項目です。

とても面白い内容だったので、私は「山本耀司のファッション進化論」が単行本化されることを楽しみに待っていました。

しかし「山本耀司のファッション進化論」は、単行本化されることはありませんでした。

リンクが貼ってある項目は、このブログ内で記事にしました。

 

All About Yohji Yamamoto

ヨウジヤマモト069 ニック・ナイトハイファッション「山本耀司のファッション進化論」より
写真:ニック・ナイト

 

「All About Yohji Yamamoto」という本に、「山本耀司のファッション進化論」の8編が収録されています。

All About Yohji Yamamoto from 1968
山本耀司。モードの記録。
モードの意味を変えた山本耀司の足跡を探して。

  • 編集 :田口淑子
  • 発行所:文化出版局
  • ISBN978-4-579-30446-2

 All About Yohji Yamamotoに収録されている項目は、

以上、8編です。

こちらの8編は、「All About Yohji Yamamoto」で読んでください。

 

山本耀司の立体裁断

ヨウジヤマモト068 山本耀司ハイファッション「山本耀司のファッション進化論」より
写真:山本耀司

 

この写真のつなぎは、「ドレープ」の項に登場します。

このつなぎは、「山本耀司がパターンを作った」と記載されています。

山本耀司の言葉を、以下に引用しましょう。

ええ。立体裁断でね。
普通は肩とかウエストとか、体のある部分を起点にして、火口から溶岩が流れ出るような形がドレープの美とされているけれど、僕は、体に当たって盛り上がる布地の美しさを出したいと思った。

山本耀司の表現が、感覚的でおもしろいです。

「ドレープ」の項目では、写真撮影も山本耀司が行なっています。

 

服作りの教科書

ヨウジヤマモト070 ニック・ナイトハイファッション「山本耀司のファッション進化論」より
写真:ニック・ナイト

 

私は「山本耀司のファッション進化論」を、文化服装学院の図書館でコピーしました。

放課後、文革服装学院の図書館に行って「山本耀司のファッション進化論」が載っている「ハイファッション」を探しました。

私は、

  1. コピーした「山本耀司のファッション進化論」
  2. 装苑に載っている、装苑賞の審査員の先生の講評

を服作りの教科書にしていました。

これらの教科書を何度も何度も繰り返し読んでは、頭の中でイメージしました。

「山本耀司のファッション進化論」を教科書にしたので、私にとっての服作りはとても難しいものでした。

「山本耀司のファッション進化論」の写真は、25年前に文化服装学院の図書館でコピーしました。

写真はかなり劣化しているはずですが、それでもニック・ナイトの写真には迫力がありました。

ニック・ナイトは、本当にすごい写真家です。