ヨウジヤマモト2013年秋冬のDM

2013年の秋冬に、REGULATIONがデビューしました。
モデルが髭をつけてのコレクションも、印象的でした。

 

2013-2014年秋冬

ヨウジヤマモト200 2013-2014年秋冬DM2013-2014年秋冬のDM

 

このDMは、横長の写真がきれいに4つ折りになっていました。

この4面を、別々の写真で紹介します。

このDMは、薄い紙に印刷されています。

2013年春夏のDMと同じように、裏にブランドロゴが印字されています。

ブランドのロゴが、薄らと浮かび上がっています。

 

コミカルな髭

ヨウジヤマモト201 2013-2014年秋冬DM2013-2014年秋冬のDM

 

DMより、引用します。

漆黒とショッキングピンクの大胆なゼブラ柄カーペットが配されたサンマルタンショールームに響き渡るバグパイプの高らかな音色のなか、
映画ゴットファーザーのアル・カポネさながらの
ダブルブレステッドジャケットにスコットランドの正装服を黒で表現したキルトスカートでショーはスタートした。

ヨウジヤマモトらしい美しいシェープのピークドラペルのスーツを着たモデルたちは、
おどけたかのように極端に大きく派手なネクタイを締め、
内に秘めた野生的な反骨心を何かにぶつけるかのように歩きながらも、
口元にはコミカルな髭をつけて登場した。

 

動物モチーフ

ヨウジヤマモト202 2013-2014年秋冬DM2013-2014年秋冬のDM

 

音楽が抑圧されていた80年代の中国で”ロックの幕開け”と称されたアーティストCUI JIANの躍動的なリズムに音楽が慌しく変化すると、
ヨウジヤマモト流のファルスはさらに続いた。

アニマル柄や毛足の長いフェイクファーの動物モチーフ、
ラメや箔プリントのキラキラしたオートクチュール的アイテム、
男性服におけるボトムスのありかたに挑むような膝丈スカートや体の線を露わにするタイトスカートの女性的要素、
労働服のエプロンやつなぎの日常着。

様々なアイテムや要素を凄みのあるピークドラペルのジャケットとコーディネートしたスタイルで、
アウグスト・ザンダーの写真世界をヨウジヤマモト流のウィットに富んだ解釈で表現した。

 

そんなにシリアスになるなよ

ヨウジヤマモト203 2013-2014年秋冬DM2013-2014年秋冬のDM

 

男性の服つくりにおけるダンディズムにだまし絵的なエスプリをプラスして、
「そんなにシリアスになるなよ」と愛すべき男達へ贈るコレクション。

この部分を書きながら、最近シリアスになりがちな私がいることに気づきました。

「そんなにシリアスになるなよ」
と言われ、ほっこりとした気持ちになりました。

 

言葉から連想するファッションデザイナー

ヨウジヤマモト204 2013-2014年秋冬DM2013-2014年秋冬のDM

 

もう1枚あるDMからも、印象に残った言葉を選んでみます。

  1. ショッキングピンク
  2. トロンプルイユ
  3. オートクチュール
  4. ウィット
  5. 遊び心

これらの言葉から連想するファッションデザイナーは、エルザ・スキャパレリです。

2013-2014年秋冬コレクションは、山本耀司とエルザ・スキャパレリとの接点と考えて良いのでしょうか?

それとも、ただの考えすぎでしょうか?

 

REGULATION

ヨウジヤマモト205 2013-2014年秋冬DM2013-2014年秋冬のDM

 

REGULATIONのDMには、

STAY WILD

「REGULATION YOHJI YAMAMOTO MEN」は規制・規則といった言葉を連想させる”制服”と従来の美に対する価値観や偏見に対して屈しない「不良」の精神を大人になっても持ち続ける男たち” STAY WILD “をテーマに、男の服のあり方をパーソナリティへと投影させてきた山本耀司が、自由を愛し彷徨する男たちの着る服を提案します。

とあります。

私は、REGULATIONの箔プリントのTシャツを買いました。

夏物でしたが、2013-2014年秋冬の気分を早く感じることができました。

REGULATIONのDMに書いてあるような、格好良い男が少なくなりました。

「不良」というよりも、せこい「小悪人」のような男が増えてしまいました。

ヨウジヤマモト2012年春夏〜2013年春夏のDMを読む

ヨウジヤマモトのDM ブランドロゴ編1を読む