生誕130年記念 藤田嗣治展 府中市美術館

「服を描くのがうまい画家は誰だろう?」と考えていました。
そしてとうとう見つけました。
藤田嗣治です

 

藤田嗣治展 府中市美術館

藤田嗣治01藤田嗣治展 府中市美術館 看板

 

今年(2016年)は、藤田嗣治の生誕130年です。

現在、府中市美術館で「生誕130年記念 藤田嗣治展ー東と西を結ぶ絵画」が、開催されています。

生誕130年記念 藤田嗣治展ー東と西を結ぶ絵画

  • 開催期間:2016年10月1日(土)-2016年12月11日(日)
  • 休館日 :月曜日(10月10日を除く)
  • 開館時間:10:00-17:00(入場は16:30まで)
  • 開催場所:府中市美術館
         (京王線東府中駅北口 徒歩17分)
  • 観覧料 :1000円

 私は東府中駅から歩きましたが、公園の中を通るので気にならない距離でした。

 

藤田嗣治

藤田嗣治03 自画像自画像 藤田嗣治 1929年
「藤田嗣治画文集 猫の本」より
ISBN4-06-211844-0
「藤田嗣治展」にこの絵も出品されていました

 

  • 自画像
    藤田嗣治
    1929年
    東京国立近代美術館
    油彩、キャンヴァス
    61×50.2cm

藤田嗣治 

  • 1886年 東京都牛込区(現新宿区)に生まれる(11月27日)
  • 1905年 東京美術学校西洋画科に入学
  • 1913年 6月、フランスに向かい、8月6日、パリに到着
  • 1919年 サロン・ドートンヌに6点出品し、全て入選を果たす
  • 1921年 この頃から乳白色の下地に細い輪郭線を用いた裸婦像を描き、絶大な人気を博す
  • 1929年 9月、17年ぶりに帰国
  • 1930年 1月、日本を発ち、アメリカ経由でパリに戻る
  • 1931年 10月、南米への旅に出る。
        2年にわたり、
        ブラジル、アルゼンチン、ボリビア、ペルー、キューバ、メキシコなどを旅する
  • 1933年 メキシコからアメリカ西部を経て、11月日本に帰国
  • 1938年 4月から5月にかけて沖縄を旅行
  • 1939年 4月、アメリカ経由でパリに渡る
  • 1940年 5月、パリを離れ7月に日本に戻る
        おかっぱ頭を止め丸刈りにする
  • 1943年 「アッツ島玉砕」を出品
  • 1949年 3月、ニューヨークへ出発
  • 1950年 2月、アメリカを離れパリに到着
  • 1955年 2月、フランス国籍を取得
  • 1968年 死去(1月29日)

 

服を描くのがうまい画家 藤田嗣治

藤田嗣治04 青いドレスの女青いドレスの女 藤田嗣治 1939年
「藤田嗣治画文集 猫の本」より
「藤田嗣治展」にこの絵も出品されていました

 

  • 青いドレスの女(婦人像)
    藤田嗣治
    1939年
    島根県立石見美術館
    油彩、キャンヴァス
    57.6×71.2cm

私は20世紀の画家の絵画を見るたびに、「服を適当に描いている」と思っていました。

そして、
「服をきちんと描いている画家は誰だろう?」
と考えていました。

先日「生誕130年記念 藤田嗣治展ー東と西を結ぶ絵画」を、府中市美術館に観に行きました。

そこで、
「藤田嗣治は服をよく知っているし、しっかり描いている」
ことに気付きました。

藤田嗣治の展覧会は、過去に何度も行っています。

また、画集も持っています。

しかし、今まで気付くことができませんでした。 

本物の持つ存在感は、画集の存在感とは全く違います。

今回、藤田嗣治の油彩画を見たとき、
「服を描くのが、本当にうまい。」
と思いました。

藤田嗣治は手先が器用で、自分で服を作っていました。

手作りの服を、友人にプレゼントしていたそうです。

藤田嗣治は、服の構造やディテイルをよく知っていました。

「自画像」のシャツは、ボタンがクロス掛けされているのがわかります。

服を理解するには、服を作ってみるのが一番ということでしょうか。

 

府中市美術館

藤田嗣治02 府中市美術館府中市美術館

 

府中市美術館はとても広く、周りも木々に囲まれとても良かったです。

110点に及ぶ作品は、ゆったりと展示されています。

大きい作品も小さい作品も、よーく見ることができました。

近づいて見ることも、できます。

離れて、全体を見ることもできます。

また展示室の中央に置いてあるベンチに座って、展示室全体を見ることもできました。

疲れずに、最後まで楽しく見ることができました。

とても良い、展覧会だと思います。

今回、iPhone7 Plusのカメラで写真を撮ってみました。

次は、DIC川村記念美術館の「レオナール・フジタとモデルたち」展に行ってみようと思います。