気になるデザイナー、吉岡徳仁

無印良品の新店舗オープンで、多くの建築家やデザイナーがデザインしたトートバックが配られました。
これは吉岡徳仁デザインのものです。

 

吉岡徳仁

吉岡徳仁01無印良品で配られたトートバック 吉岡徳仁 2009年

 

このトートバックは、2009年にいただいたものです。

もう7年も、このトートバックを使っていることになります。

吉岡徳仁

  • 1967年  佐賀県に生まれる(1月20日)
  • 1986年 桑沢デザイン研究所卒業
         故・倉俣史郎に師事後
  • 1988年 三宅デザイン事務所に入所
  • 1992年 フリーランスとして活動開始
  • 2000年 吉岡徳仁デザイン事務所設立
  • 2001年 紙の椅子「Honey-pop」発表
  • 2002年 ガラスのベンチ「Water Block」発表
  • 2006年 パンの椅子「PANE Chair」発表
  • 2008年 「セカンド・ネイチャー」で結晶の椅子「VENUS」発表
  • 2010年 「ネイチャー・センス」で「Snow」発表
  • 2017年 「Water Block – KATANA」発表

吉岡徳仁はイッセイミヤケの

  • プロダクトデザイン
  • ショップデザイン

なども手がけています。

また国内外を問わず、様々な企業とのコラボレーションを展開しています。

 

2010年「ネイチャーセンス」展より

 

ライト

吉岡徳仁02「ライト」 吉岡徳仁 2010年
「ネイチャーセンス」展より

 

この「ライト」は、1年かけて結晶を成長させた作品です。

透明感が、とても美しいです。

私は大学で工業化学を専攻しましたが、大きな結晶を作るのはとても難しく時間がかかることなのです。

時間をかけて、ゆっくり結晶化させるしかありません。

 

ウォーター・ブロック

吉岡徳仁03「Water block」 吉岡徳仁 2002年
「ネイチャーセンス」展より

 

「Water block」は、2002年に発表されたガラスのベンチです。 

オルセー美術館の、印象派ギャラリーのベンチとして使われています。

「Water block」が作り出す影が、本当に美しいです。

本体の透明感と影のコントラストが、すばらしいベンチです。

 

スノー

吉岡徳仁04「snow」 吉岡徳仁 1997、2001年
「ネイチャーセンス」展より

 

「snow」は羽毛が舞い散る、15メートルにも及ぶインスタレーションです。

フェザーの総量は、約300kgにもなります。

写真では伝わりにくいですが、実物はすごい迫力でした。

私は、山形県の庄内地方で生まれ育ちました。

山形県の庄内地方は日本海からの風が強く、雪が下から降ってきます。

「一寸先も見えない」という言葉がありますが、吹雪になると本当に何も見えなくなります。

「snow」を見ながら、故郷の雪の景色を思い出しました。

雪の美しさだけでなく、凶暴な自然まで再現されていました。

 

吉岡徳仁のデザイン

吉岡徳仁05カルテル 「SPARKLE」 2013年

 

吉岡徳仁は、私が尊敬できる数少ないデザイナーの1人です。

吉岡徳仁のデザインには、デザイナーの良心のようなものを感じます。

吉岡徳仁のデザインを見たり、インタビューを読んでいると「全うさ」を感じます。

私はこの「全うさ」が、今のファション業界にもう少しあってもいいと思っています。

ファッション業界には、尊敬できる人がほとんどいません。

MIYAKE ISSEY展:三宅一生の仕事」で吉岡徳仁はイッセイミヤケの世界を見事に表現し、さらに自分自身の色を出していました。

吉岡徳仁は、本当にプロフェッショナルな仕事をするデザイナーです。

 

吉岡徳仁については、以下も参考にしてください。