池袋パルコで、レスリー・キーの写真展「Mode/Muse」が開催されています。
レスリー・キーの写真をまとめて見たことがなかったので、観に行きました。
Mode/Muse
Mode/Muse
- 開催会場 :Parco Museum
池袋パルコ本館7F
東京都豊島区南池袋1-28-2 - 開催期間 :2017年3月9日(木)-2017年4月2日(日)
- 開館時間 :10:00-21:00
(入場は閉館の30分前まで)
(最終日は18:00閉場) - 入場料 :一般:500円
学生:400円
小学生以下無料 - 主催 :パルコ
- 特別協力 :VOGUE TAIWAN
エドツワキ - 協力 :大洋印刷
東京リスチマック
写真弘社 - 宣伝デザイン:井上嗣也
- 会場構成 :村山圭
会場は、写真撮影可能でした。
レスリー・キー
この写真は、「画と機」展でインタビューに応じているレスリー・キーです。
レスリー・キー
シンガポール生まれ。
東京ビジュアルアーツ専門学校卒業、フォトグラファーとしてデビュー。
- アート
- ファッション
- ドキュメンタリー
- 広告
- CDジャケットの撮影
- ミュージックビデオの監督
を中心に、
- パリ
- ニューヨーク
- アジア各国
で活動している。
スーパーモデルやセレブリティの撮影で世界的に著名なフォトグラファーのひとり。
初監督したショートムービー
「THE INDEPENDENTS」は2015年、
世界最高峰のファッション映画祭
” A SHADED VIEW ON FASHION FILM (ASVOFF) “
のコンペティション作品にノミネートされ、
BEAUTY PRIZE AWARDを受賞した。
「Mode/Muse」フライヤーより
「Mode/Muse」の2つのテーマ
「Mode/Muse(モード・アンド・ミューズ)」の2つのテーマは、
- ファッション写真
- タイムレスな女性像
です。
レスリー・キーの原点も、「ファッション写真」と「タイムレスな女性」です。
この「Mode/Muse」展では、
- 台湾版「VOGUE」で17年間にわたって撮影した作品
- レスリー・キーが魅了された12人の女性のポートレート
- レスリー・キーの映像作品
を展示しています。
台湾版「VOGUE」
会場に入ると、台湾版「VOGUE」の写真がたくさん展示してあります。
その中から、私はついヨウジヤマモトの写真を見てしまいます。
レスリー・キーが撮ったヨウジヤマモトの写真は、もう何度も見たというのにです。
会場の写真も、ヨウジヤマモトを中心に撮りました。
台湾版「VOGUE」ということで、独特のカラーを持っています。
レスリー・キーが魅了された12人の女性
さらに奥に入ると、かなり広い空間がありました。
12人のポートレートが、展示されています。
池袋パルコはいつの間に、こんなに広いParco Museumを作ったのでしょうか?
12人の女性は、
- 富永愛
Ai Tominaga 1998-2017 - 土屋アンナ
Anna Tsuchiya 1999-2017 - 松任谷由実
Yumi Matsutoya 2001-2017 - 浜崎あゆみ
Ayumi Hamasaki 2002-2017 - 黒木メイサ
Meisa Kuroki 2007-2017 - 沢尻エリカ
Erika Sawajiri 2008-2017 - 秋元梢
Kozue Akimoto 2011-2017 - 壇蜜
Danmitsu 2012-2017 - AyaBambi 2013-2017
- 最上もが
Moga Mogami 2014-2017 - 知英
Jiyoung 2015-2017 - ローラ
Rola 2016-2017
です。
私はこの12人のファンではありませんが、レスリー・キーが撮ったポートレートはとてもきれいでした。
花束
会場の入り口には、たくさんの花が届いていました。
このたくさんの花の中から、ヨウジヤマモト社の花を撮影しました。
花の間から、レスリー・キーの写真が見えます。
ヨウジヤマモトプールオム2016-2017 A/W
ヨウジヤマモトプールオム2016-2017 A/W カタログより
- レスリー・キー
- 井上嗣也
- ヨウジヤマモト
とくれば、ヨウジヤマモトプールオム2016-2017 A/Wのカタログです。
写真をレスリー・キー、デザインを井上嗣也が担当しています。
まとめ
私は今までレスリー・キーに関して、ぼんやりとしたイメージしか持っていませんでした。
今回「Mode/Muse」を見て、レスリー・キーは写真に対して真っ直ぐな人だと思いました。
展覧会の最後に何人かのコメントが書いてありましたが、本当にその通りだと思いました。
映像作品コーナーで、早見優の「恋のブギウギトレイン」を見ました。
大勢の人がヨウジヤマモトの服を着て、楽しそうに踊ります。
普段ヨウジヤマモトを着なさそうな人や、似合わないイメージの人も着ています。
しかし不思議にもみんな、似合っているのです。
そして、みんな楽しそうに踊っています。
これはある意味、ショックでした。
レスリー・キーはイメージを飛躍させて、間口を広げてくれるフォトグラファーでした。