ミウッチャ・プラダ

私は、「ミウッチャ・プラダ」の名前を正確に言うことができません。
いつも違った名前で、「ミウッチャ・プラダ」のことを話しています。

 

ミウッチャ・プラダ

ミウッチャ・プラダ08ミウッチャ・プラダ
「100 CONTEMPORARY FASHION DESIGNERS」より

ISBN978-3-8365-5724-5

 

  • ミウッチャ・プラダ
    PORTRAIT : MANUELA PAVESI

ミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)

  • 1949年 イタリアのミラノに生まれる(5月10日)
  • 1978年 家業を継ぐ
  • 1983年 ミラノに店舗をオープン
  • 1984年 靴のコレクションを発表
  • 1985年 ナイロン製バックパックを発表
  • 1987年 パトリッツィオ・ベルテッリと結婚
  • 1988年 婦人服のコレクションを発表
  • 1992年 「ミュウミュウ」を発表
  • 1995年 メンズウエアを発表
  • 1998年 「プラダ・スポーツ」を立ち上げる

 

ミウッチャ・プラダのアグリー・シック

ミウッチャ・プラダ03服:ミウッチャ・プラダ 2003年
「100 CONTEMPORARY FASHION DESIGNERS」より

 

  • ミウッチャ・プラダ
    PHOTOGRAPHY : DAVID ARMSTRONG
    STYLING : VICTORIA BARTLETT
    2003年4月

ミウッチャ・プラダの初期の作品は、

  1. 不恰好なプロポーション
  2. ぱっとしない色合い
  3. 体型をありのままに見せるシルエット

で不評を買いました。

ミウッチャ・プラダの初期の作品を揶揄した、「アグリー・シック(ぶかっこうなシック)」という新語まで生まれました。

 

ミウッチャ・プラダのファッション教育

ミウッチャ・プラダ04服:ミウッチャ・プラダ 2007年
「100 CONTEMPORARY FASHION DESIGNERS」より

 

  • ミウッチャ・プラダ
    PHOTOGRAPHY : WILLY VANDERPERRE
    STYLING : OLIVIER RIZZO
    MODEL : CLEMENT
    2007年8月

ミウッチャ・プラダは、正式なファッション教育を受けていません。

ファッション教育を受けていないので、ミウッチャ・プラダは自由な発想を表現します。

ミウッチャ・プラダは、慣習に縛られていません。

ミウッチャ・プラダは、次のように述べています。

わたしはいつも自分の本能に従うようにしている。
自分がやろうとしていることが自分自身や他人に本当に受け入れられるのか疑念がわいたときでも、自分自身が確信を持って突き進むことが大事だのだ。

「もっとも影響力を持つ50人のファッションデザイナー」p68-69より引用

 

女性の奥深さと複雑さ

ミウッチャ・プラダ05服:ミウッチャ・プラダ 2008年
「100 CONTEMPORARY FASHION DESIGNERS」より

 

  • ミウッチャ・プラダ
    PHOTOGRAPHY : PIERRE BAILLY
    STYLING : CATHY KASTERINE
    MODEL : MEGHAN COLLISON

    2008年3月

「衣服とは、普段はあまりうかがい知ることができない女性の奥深さと複雑さを引き出してくれるものである」と、ミウッチャ・プラダは考えています。

ミウッチャ・プラダの言葉を、以下に引用します。

わたしは単純明快なものは嫌いだ。
そこで、必ずどこか違和感を抱かせる要素をデザインにしのばせるようにしている。
美しいだけではあまりにも安易だから。

「もっとも影響力を持つ50人のファッションデザイナー」p70より引用

そしてミウッチャ・プラダは、「女性が魅力的なのはその知性ゆえか、それとも身体性ゆえか?」という問いに対する答えを模索しています。

ちなみに私は、人間に知性を感じたことがありません。

私に知性がないから、人間に知性を感じられないのかもしれません。

 

1990年代に山本耀司が言った言葉

ミウッチャ・プラダ06服:ミウッチャ・プラダ 2009年
「100 CONTEMPORARY FASHION DESIGNERS」より

 

  • ミウッチャ・プラダ
    PHOTOGRAPHY : COLLIER SCHORR
    STYLING : DAVID VANDEWAL
    MODEL : FREJA BEHA

    2009年2月

ミウッチャ・プラダの名前を聞くと、私は山本耀司が1990年代に言った言葉を思い出します。

山本耀司は、「いま新しい服を作っているのは、ヨウジヤマモトとプラダだ」と言いました。

「プロが作っている新しい服がヨウジヤマモトで、素人が作っている新しい服がプラダ」と、山本耀司は続けて言いました。

プラダについて山本耀司は、

  • 素人
  • 新しい

と言っていました。

「新しい」という言葉はファッションデザイナーにとって、褒め言葉だと私は思います。

 

まとめ

ミウッチャ・プラダ07服:プラダ 2010年春夏
「もっとも影響力を持つ50人のファッションデザイナー」より
ISBN978-4-7661-2374-6

 

  • プラダ
    2010年春夏

1990年代にプラダの服を初めて見た私は、「素人が作った野暮ったい服」だと思いました。

私が素人だと思ったミウッチャ・プラダが21世紀も活躍していることは、すごいことだと思います。

ミウッチャ・プラダの

  • 正式なファッション教育を受けていない
  • 違和感を抱かせるデザイン

という点は、私との共通点です。

ミウッチャ・プラダと私は作風は違いますが、ほんの少しの自信になりそうです。

 

ミウッチャ・プラダについては、以下も参考にしてください。