メゾン マルジェラが手がけた新ホテル

古いエルデコを見ていたら、メゾン マルジェラが手がけたホテルが載っていました。
面白いホテルだったので、紹介します。

 

ラ・メゾン・シャンゼリゼ

メゾン マルジェラが手がけたホテル04ラ・メゾン・シャンゼリゼ
「ELLE DECO No.115 2011年8月号」より

 

パリ8区のメゾン・デ・ソント・ラリアンは、メゾン マルジェラの手を借りて刷新をはかりました。

新しいホテルの名前は、「ラ・メゾン・シャンゼリゼ」です。

かつては、リヴォリ公爵夫人の大邸宅でした。

この大邸宅は、ナポレオン3世風の歴史的な建物です。

この大邸宅が、1990年代には瀟洒なホテルへと生まれ変わりました。

そのホテルが、

  • メゾン マルジェラ
  • 建築家ダニエル・ダーモン

の協力を得て、新たなホテルへと生まれ変わりました。

「ラ・メゾン・シャンゼリゼ」は、

  • ゲストルーム 10室
  • スイートルーム  7室

の小さなホテルです。

 

La suite “salon dore”

メゾン マルジェラが手がけたホテル02La suite “salon dore”
「ELLE DECO No.115 2011年8月号」より

 

この写真は、ラ・メゾン・シャンゼリゼのスイートルームの一室「La suite “salon dore”」です。

「La suite “salon dore”」のフローリングは、英国スタイルのオークの寄木細工です。

正面に見える椅子は、トーネットの「214F」です。

「La suite “salon dore”」は、とても美しい色合いのスイートルームです。

 

寝室

メゾン マルジェラが手がけたホテル05La suite “salon dore”
「ELLE DECO No.115 2011年8月号」より

 

この写真は、「La suite “salon dore”」の寝室です。

寝室のモチーフは、

  • 遠近法
  • 豪華なデコレーション

が特徴的なナポレオン3世スタイルです。

枕もとに、白いマトリョーショカのオブジェがあります。

 

未完成のようなモールディング

メゾン マルジェラが手がけたホテル06La suite “salon dore”
「ELLE DECO No.115 2011年8月号」より

 

未完成のようなモールディングで飾られた、真っ白なスイートルームの一室です。

天井は鮮明な白で、ライトベージュのカーペットとのコントラストが部屋を美しく引き立てます。

スイートルームの

  1. 白いカバーがかけられた家具
  2. 未完成のようなモールディングの飾り

は、滞在者に視覚的な遊びを与え和ませてくれます。

枕もとにある木製ローテーブルは、e15の「Backenzahn」です。

 

非現実的な空間

メゾン マルジェラが手がけたホテル07La suite “salon dore”
「ELLE DECO No.115 2011年8月号」より

 

メゾン マルジェラが得意とする、

  1. 鏡遊び
  2. だまし絵
  3. 遠近法

を用いた模造は非現実的な空間を作り上げました。

椅子はスイス人デザイナー、フィリップ・ベステンハイダーによる「Lui 5」です。

ゴールドのテーブルは、e15の「Habibi」です。

 

La suite “Cabinet de curiosites”

メゾン マルジェラが手がけたホテル03La suite “Cabinet de curiosites”
「ELLE DECO No.115 2011年8月号」より

 

この写真は白いスイートルームと対極な、黒のスイートルーム「La suite “Cabinet de curiosites”」です。

「La suite “Cabinet de curiosites”」とは、「骨董品の陳列室」の意味です。

黒いスイートルームは、「ラ・メゾン・シャンゼリゼ」に1室だけあります。

「La suite “Cabinet de curiosites”」の壁は、コーラルブラックに塗られています。

「La suite “Cabinet de curiosites”」の床も、すべて黒です。

壁一面にはさまざまな、

  • オブジェ
  • アート

が骨董屋のように飾られています。

 

参考文献

  • ELLE DECO No.115 2011年8月号
    Photos SYLVIE BECQUET

ファッションデザイナーの家は、以下も参考にしてください。