ルシール ルーシー・ダフ・ゴードン

20世紀の初めに活躍したファッションデザイナー、ルーシー・ダフ・ゴードンを調べてみました。
とても不思議な人生を送った、ファッションデザイナーです。

 

ルーシー・ダフ・ゴードン

ルシール ルーシー・ダフ=ゴードン02イブニング・ドレス ルシール 1910年ころ
「ファッションとアート 麗しき東西交流」より
ISBN978-4-89737-894-7

 

  • イブニング・ドレス
    ルシール(アメリカ製)
    1910年ころ
    ワンピース・ドレス
    金ラメ・ゴース地に、紫の絹カット・ベルベットによる雲か霞模様の抜き織
    金レース飾り
    キモノ・スリーブ
    スカート部は茶の絹ツイルに紫の絹オーガンジーの重ね
    サッシュは黄と黄緑の絹ツイル
    芥子の花のコサージュ付き

ルーシー・ダフ・ゴードン

  • 1863年 ロンドンに生まれる(6月13日)
  • 1871年 カナダのオンタリオ州ゲルフに移住
  • 1875年 イギリスのジャージーに戻る
  • 1884年 ジェームス・スチュアート・ウォレスと結婚
  • 1893年 ジェームス・スチュアート・ウォレスと離婚
         ロンドンに「ルシール」店を開設
  • 1896年 ファッションモデルを育成
  • 1900年 コスモ・ダフ・ゴードンと再婚
  • 1903年 「ルシール」店をロンドンのハノーヴァースクエア23に移転
  • 1910年 ニューヨークに支店を開設
  • 1911年 パリに支店を開設
  • 1912年 タイタニック号に乗船
  • 1915年 シカゴに支店を開設
         ルシタニア号への乗船をキャンセル
         (その後ルシタニア号は5月7日にドイツの魚雷によって沈没)
  • 1931年 コスモ・ダフ・ゴードン死去(4月20日)
  • 1932年 自伝「 Discretions and Indiscretions」を出版
  • 1935年 死去(4月20日)

 

まとめ

1910年代のファッション02 ルーシー・クリスティーナ・ウォレスイブニング・ドレス ルシール 1916年秋
「FASHION A History from the 18th to the 20th Century」より

 

  • イブニング・ドレス
    ルシール(ニューヨーク支店製)
    1916年秋
    オフ・ホワイトの絹シフォン、チュール、レース
    ライト・ブルーの絹タフタ、サテンのワンピース・ドレス
    胸中心に花飾り付き

ルーシー・ダフ・ゴードンについて調べてみると、

  1. 1875年 カナダからイギリスへの帰途の海難事故
  2. 1912年 タイタニック号の海難事故
  3. 1915年 ルシタニア号(キャンセルで海難事故を免れる)

の合計3回、海難事故で助かっています。

また多くのルシールのドレスについて、ルーシー・ダフ・ゴードンがデザインしていなかったことが表沙汰になったという記述がありました。

そのことで、ルシールの経営は傾きます。

他にはルーシー・ダフ・ゴードンは、ファッションモデルを育成した最初のファッションデザイナーです。

ルーシー・ダフ・ゴードンはデザインをやめた後も、ファッションコラムニストとして活躍しました。

ルーシー・ダフ・ゴードンは、本当に不思議な人です。

もっと詳しく知りたい、ファッションデザイナーです。