ヴァージニア・リー・バートンのちいさいおうち

自宅の本棚に、「ちいさいおうち」という絵本があります。
「ヴァージニア・リー・バートンのちいさいおうち」展が開催されているので、足を運んでみました。

 

「ヴァージニア・リー・バートンのちいさいおうち」展

ヴァージニア・リー・バートンのちいさいおうち02「ヴァージニア・リー・バートンのちいさいおうち」展ポスター

 

「ヴァージニア・リー・バートンのちいさいおうち」展

  • 開催期間:2017年6月1日(木)-2017年8月9日(水)
  • 開館時間:10:00-18:00
         (最終日は17:00まで)
  • 休館日 :日曜日、祝日
  • 開催会場:Gallery A4(ギャラリーエークワッド)
         東京都江東区新砂1-1-1
  • アクセス:東京メトロ東西線東陽町3番出口より徒歩3分
  • 入場無料

写真撮影可能でした。

 

ヴァージニア・リー・バートン

ヴァージニア・リー・バートンのちいさいおうち03ヴァージニア・リー・バートンの自画像と写真
「ヴァージニア・リー・バートンのちいさいおうち」展より

 

ヴァージニア・リー・バートン

  • 1909年 マサチューセッツ州ニュートンセンターに生まれる(8月30日)
  • 1920年 カリフォルニアのカーメル・バイ・ザ・シーに移住
  • 1927年 高校時代から創作活動に打ち込む
         3年生でカリフォルニア美術学校の奨学金を得る
         高校卒業後はダンスをしながら美術とデザインを学ぶ
  • 1928年 母との離婚後ボストンに戻った父が骨折
         介護のためにバートンは、ダンサーとしての契約をキャンセルする
  • 1930年 ボストン美術館のジョージ・デメトリアス絵画彫刻学校に入学
  • 1931年 21歳でジョージ・デメトリアスと結婚(3月28日)
  • 1932年 長男アリスティデスが生まれる(2月17日)
         その後グロスターのフォリコープに移住
  • 1936年 次男マイケルが生まれる(8月30日)
  • 1938年 近所に住む女性に長男のバイオリンの教師を頼む
         代わりにデザインを教える
         この輪が広がり「フォリコープ・デザイナーズ」へと展開する
  • この頃  交通量の多い大通りに面した家を、静かな丘に曳家(ひきや)して移す
         この経験が「ちいさいおうち」の構想につながる
  • 1940年 フォリーコープ・デザイナーズ、最初の展覧会を開く
  • 1943年 「ちいさいおうち」がコルデコット賞を受賞
  • 1945年 N.Y.5番街のロード&テイラーデパートの全面広告に、
         フォリーコープ・デザイナーズが選ばれる
  • 1948年 フォリーコープの入り江に面した通りに小さなお店を開く
  • 1949年 フォリーコープ・デザイナーズで「DESIGN AND HOW!!!」出版の契約を結ぶ
  • 1964年 日米文化協会の招待で来日
  • 1968年 死去
         フォリーコープ・デザイナーズの活動を停止

 

ヴァージニア・リー・バートンの作品

ヴァージニア・リー・バートンのちいさいおうち04「ヴァージニア・リー・バートンのちいさいおうち」展入り口

 

ヴァージニア・リー・バートンの作品

  • 1934年 「妖精と楽しい仲間たち:ピアノのためのファークソング」
         編:メアリー・ベイコン・メイソン
  • 1937年 「悲しい顔の少年」
         文:アーナ・ボーンターン
         「いたずらきかんしゃちゅうちゅう」
  • 1938年 「ベリンダと歌う時計」
         文:エセル・カルヴァート・フィリップス
  • 1939年 「マイク・マリガンとスチーム・ショベル」
  • 1941年 「名馬キャリコ」
         「アメリカ登山マニュアル」
         文:ケネス・A・ヘンダーソン
  • 1942年 「アメリカ登山のハンドブック」
         文:ケネス・A・ヘンダーソン
         「ビュンビュンきしゃをぬく」
         文:アーナ・ポーンターン、ジャック・コンロイ
         「ドン・コヨーテ」
         文:レイ・ペック
         「ちいさいおうち」
  • 1943年 「はたらきもののじょせつしゃけいてぃー」
  • 1947年 「ロビンフットの歌」
         編:アン・マルコムソン
  • 1949年 「はだかの王さま」
         文:アンデルセン
  • 1950年 いくつかの絵を描き直した、改訂版「名馬キャリコ」
  • 1952年 「ちいさいケーブルカーのメーベル」
  • 1962年 「せいめいのれきし」

 

壁面にフォリーコープ・デザイナーズの布の見本帳

ヴァージニア・リー・バートンのちいさいおうち05フォリーコープ・デザイナーズの布の見本帳
「ヴァージニア・リー・バートンのちいさいおうち」展より

 

入り口を入って右奥の壁一面に、布の見本帳が貼ってあります。

高さと幅があるので、迫力がありました。

写真では小さいので、ぜひ実物を見てください。

「ヴァージニア・リー・バートンのちいさいおうち」展は、壁面の展示も充実していました。

 

布の見本

ヴァージニア・リー・バートンのちいさいおうち06フォリーコープ・デザイナーズの布の見本
「ヴァージニア・リー・バートンのちいさいおうち」展より

 

フォリーコープ・デザイナーズの、コーナーです。

ガラスケースの中に、布の見本がたくさんありました。

動物の図柄が、多かったです。

きっと好きな柄が、見つかります。

 

スケッチブック

ヴァージニア・リー・バートンのちいさいおうち08スケッチブック
「ヴァージニア・リー・バートンのちいさいおうち」展より

 

ケープアン・ミュージアム所蔵のスケッチが、多数展示されていました。

とても良い状態の、ステッチブックでした。

スケッチを見ると、絵のうまさが伝わってきます。

 

ケープアンの小屋

ヴァージニア・リー・バートンのちいさいおうち07ケープアンの小屋
「ヴァージニア・リー・バートンのちいさいおうち」展より

 

壁面いっぱいに、ヴァージニア・リー・バートンが暮らしたケープアンの入江と小屋の写真が貼ってあります。

とても良い雰囲気の、景色です。

ヴァージニア・リーバートンが晩年、一人の時間を過ごした小屋です。

みんな歳をとると、小屋で過ごすようになるようです。

 

バートンと日本

ヴァージニア・リー・バートンのちいさいおうち09絵本コーナー
「ヴァージニア・リー・バートンのちいさいおうち」展より

 

「バートンと日本」と題された、コーナーです。

ヴァージニア・リー・バートンやアメリカの作家の絵本が、たくさんありました。

椅子に座って、自由に絵本を読むことができました。

壁には、来日したヴァージニア・リー・バートンが翻訳者の石井桃子さんに贈った、スケッチが展示してあります。

伸び伸びした線で描かれた、おおらかなスケッチでした。

 

「ちいさいおうち」の原画

ヴァージニア・リー・バートンのちいさいおうち10「ちいさいおうち」の原画
「ヴァージニア・リー・バートンのちいさいおうち」展より

 

「ちいさいおうち」の、見開きページの原画です。

右ページの真ん中ら辺で、ちいさいおうちがビクビクしています。

よく描きこまれていて、目が釘付けになりました。

たくさんの原画が展示してあるので、楽しんでください。

 

ちいさいおうちの模型

ヴァージニア・リー・バートンのちいさいおうち12ちいさいおうちの模型
「ヴァージニア・リー・バートンのちいさいおうち」展より

 

展覧会の会場の一番奥に、ちいさいおうちの模型がありました。

丘も再現され、絵本の雰囲気のままでした。

記念撮影をしている人も、いました。

子供が喜びそうな、可愛らしさでした。

 

まとめ

ヴァージニア・リー・バートンのちいさいおうち11「ちいさいおうち」の原画
「ヴァージニア・リー・バートンのちいさいおうち」展より

 

「一冊の絵本をテーマに、どのような展覧会なのかな?」
と思い、会場に向かいました。

結果は、とても充実した良い展覧会でした。

ヴァージニア・リーバートンが描いた、

  • 原画
  • スケッチ

はとても空気感が伝わってきました。

インタビュー映像も流れ、とても楽しめました。

親子でも楽しめる企画なので、夏休みに行ってみることをお勧めします。

そのあと、「ちいさいおうち」を読むのも良さそうです。

  • ちいさいおうち
    文と絵:ばーじにあ・りー・ばーとん

    やく :いしいももこ
    岩波文庫
    ISBN4-00-110553-5