ハンガリーの民俗人形 小池千枝コレクション

「服について。」を読んでくださる皆さんに、小池千枝先生のことを読んでいただけたら嬉しいです。
今回は、ハンガリーの民俗人形を紹介します。

 

ハンガリーの民俗人形

ハンガリーの民族人形 小池千枝先生コレクション38ハンガリーの民俗人形
「世界の民俗人形 小池千枝コレクション」より

 

「世界の民俗人形 小池千枝コレクション」から、小池千枝先生の解説を引用しながらハンガリーの民俗人形を紹介します。

1975年ハンガリーの旅。
ブタベストから100キロ離れた手芸の村メソコバで出会った人形。
小さな小屋で、年輩の女性がひとり黙々と作っていた。
レース、刺繍、ボンボンの髪飾りなどの豊かな装飾。

「世界の民俗人形 小池千枝コレクション」p19より引用

「世界の民俗人形 小池千枝コレクション」の中に、ハンガリーの民俗人形がたくさん掲載されていました。

きっと小池千枝先生は、ハンガリーの民俗人形に惹かれたのでしょう。

 

メソコバの小屋

ハンガリーの民族人形 小池千枝先生コレクション39メソコバの小屋
「世界の民俗人形 小池千枝コレクション」より

 

「メソコバの小屋」の写真が、民俗人形の写真と一緒に掲載されていました。

民族人形以外の写真が掲載されることは、「世界の民俗人形 小池千枝コレクション」では珍しいことです。

そしてメソコバの小屋で年輩の女性が黙々と人形を作っている様子を、小池千枝先生が描写しています。

小池千枝先生は、ハンガリーのすばらしい装飾に心を奪われたようです。

 

花嫁衣装

ハンガリーの民族人形 小池千枝先生コレクション40ハンガリーの民俗人形
「世界の民俗人形 小池千枝コレクション」より

 

花嫁衣装

「世界の民俗人形 小池千枝コレクション」p20より引用

私はハンガリーの民俗人形を目にしたとき、その表情の優しさに心が安らぎました。

そして「ハンガリーの民俗人形はすべて紹介したい」と、思いました。

ハンガリーの民俗衣装には、

  • 色彩
  • レース
  • 刺繍
  • ボンボン

があふれています。

これらの要素がうまく組み合わさって、すばらい装飾をなしています。

 

刺繍するおばあさん

ハンガリーの民族人形 小池千枝先生コレクション41ハンガリーの民俗人形
「世界の民俗人形 小池千枝コレクション」より

 

刺繍するおばあさん。
孫のものかしら、にこやかな笑顔がうれしい。

「世界の民俗人形 小池千枝コレクション」p20より引用

私は、「小池千枝先生の言葉をできるだけテキストにしたい」と思っています。

「世界の民俗人形 小池千枝コレクション」を読んでいると、小池千枝先生の優しさにふれている気がします。

「世界の民俗人形 小池千枝コレクション」は、小池千枝先生を身近に感じることができる本です。

「孫のものかしら」という小池千枝先生の言葉に、私は感動しました。

 

赤ちゃんを抱いた女の人

ハンガリーの民族人形 小池千枝先生コレクション42ハンガリーの民俗人形
「世界の民俗人形 小池千枝コレクション」より

 

赤ちゃんを抱いた女の人。
授乳の様子がほほえましい。
どうしてこんなにまで装飾性豊かなのか。
母親の誇りが感じられる。

「世界の民俗人形 小池千枝コレクション」p19より引用

今から10年くらい前に、花柄の刺繍が流行りました。

そのときの刺繍は、この人形のモチーフの様な刺繍でした。

見比べてみると、ハンガリーの民俗人形の刺繍の方が美しいと思います。

 

まとめ

ハンガリーの民族人形 小池千枝先生コレクション43ハンガリーの民俗人形
「世界の民俗人形 小池千枝コレクション」より

 

小池千枝先生のことを思い出してみると、

  • 色彩を使うこと
  • 装飾を施すこと

の楽しさを語ってくださいました。

私は服のデザインに、色彩も装飾もほとんど使いません。

私がデザインする服に対しては、それ以外の美しさを小池千枝先生は見つけてくださいました。

服の美しさや楽しさには、いろいろな要素があります。

小池千枝先生は、常にそのことを教えてくださいました。

 

小池千枝先生の民俗人形のコレクションは、以下も参考にしてください。