東アジアの民族人形 小池千枝コレクション

今回は小池千枝先生のコレクションから、東アジアの民族人形を紹介します。
東アジアの民族人形を見ながら、私は2人の恩師のことを思い出しました。

 

韓国の民族人形

韓国の民族人形 小池千枝先生コレクションa16韓国の民族人形
「世界の民族人形 小池千枝コレクション」より

 

「世界の民族人形 小池千枝コレクション」から、小池千枝先生の解説を引用しながら東アジアの民族人形を紹介します。

インドのサリーと共に世界の中でも際だって美しいといわれる韓国の衣装、チマ・チョゴリ。

「世界の民族人形 小池千枝コレクション」p12より引用

韓流ドラマを見ていると、チマ・チョゴリを見かける機会が良くあります。

韓国の時代劇では、大きな髪型をしていることもあります。

その度に私は、「韓国の衣装とフランスの衣装には共通点が多い」と思います。

ロココ・スタイルの後期になると、髪型が異常なくらい巨大になります。

そしてチマ・チョゴリのスカートの広がりは、クリノリン・スタイルを連想することがあります。

1861年に浮世絵に描かれたクリノリン・スタイルのドレスは、チマ・チョゴリのようにも見えます。

そして韓国の民族衣装は、補色の使い方がとてもうまいです。

補色の使い方がうまいの民族衣装は、他にはイタリアでしょうか。

 

張さんのこと

韓国の民族人形 小池千枝先生コレクションa17韓国の民族人形
「世界の民族人形 小池千枝コレクション」より

 

以前も書きましたが、張(じゃん)さんという方が私の卒研を指導してくれました。

張さんは韓国からの留学生で、東京工業大学の博士課程で学んでいました。

私は、張さんに大変お世話になりました。

張さんは下北沢や吉祥寺、渋谷に私を飲みに連れて行ってくれました。

私が風邪を引いたときは体力をつけるようにと、大量のパスタをご馳走してくれました。

研究室には、張さんのお土産の朝鮮人参入りのお酒がありました。

この朝鮮人参入りのお酒を飲んだ私は、すっかり風邪が治ってしまいました(個人の感想です)。

 

中国の民族人形

中国の民族人形 小池千枝先生コレクションa18中国の民族人形
「世界の民族人形 小池千枝コレクション」より

 

1991年。
香港に行くと、宗時代を思わせるような、こんな衣装で生活をしている人たちが今もいるとか。

「世界の民族人形 小池千枝コレクション」p12より引用

中国の民族衣装は、時代や地域によっていろいろありそうです。

1991年は、私が文化服装学院で学んでいた年です。

小池千枝先生の民族人形のコレクションを見ると、1991年に求められたものが多いです。

思い出してみると、小池千枝先生は1991年の6月ごろに長期の出張に出かけていました。

小池千枝先生の出張中に出された課題が、「マドレーヌ・ヴィオネのバイアスカットを応用したドレス」でした。

 

台湾の民族人形

台湾の民族人形 小池千枝先生コレクションa19台湾の民族人形
「世界の民族人形 小池千枝コレクション」より

 

お土産人形店で。

「世界の民族人形 小池千枝コレクション」p12より引用

そして小池千枝先生は、1991年の夏に文化服装学院の名誉学院長になりました

私が文化服装学院で学んでいた1991年は、とても重要な年なのかもしれません。

私が小池千枝先生に学んでいたときに買い求められた民族人形を見ながら、当時を思い出しています。

 

まとめ

台湾の民族人形 小池千枝先生コレクションa20台湾の民族人形
「世界の民族人形 小池千枝コレクション」より

 

東アジアの民族人形を見ながら、張さんと小池千枝先生のことを思い出しました。

1990年から1992年まで、私は張さんと小池千枝先生に学びました。

私にとって、とても恵まれた期間でした。

 

小池千枝先生の民族人形のコレクションは、以下も参考にしてください。