ジャン=ポール・ゴルチエの世界

数年前、セールでジャン=ポール・ゴルチエの本を買いました。
とても重い本で、机に置かないと読むことができません。

 

The Fashion World of Jean Paul Gaultier

ジャン=ポール・ゴルチエ07写真:ロベルト・フランケンベルグ
ジェイド・パーフィットとジャン=ポール・ゴルチエ
The Observer Magazine,2005

 

この本の名前は、
「The Fashion World of Jean Paul Gaultier」
ISBN978-1-4197-0002-6
です。

プラスチックのケースに、入っています。

このケースは、透明と白のボーダー柄になっています。

本の表紙も、ボーダーになっています。

3種類の絵柄が、入っています。

本をケースの中でずらすと、3種類の絵が浮かびます。

ジャン=ポール・ゴルチエらしい、面白い仕掛けです。

 

ジャン=ポール・ゴルチエの服

ジャン=ポール・ゴルチエ08写真:ベッティナ・ランス
2009年春夏オート・クチュール・コレクション
アトリエでフィッティングするジャン=ポール・ゴルチエ

 

以前、ジャン=ポール・ゴルチエについて書きました。

そのときは、ジャン=ポール・ゴルチエの服の写真を載せていませんでした。

今回は、ジャン=ポール・ゴルチエの服を中心に載せます。

写真は全て、「The Fashion World of Jean Paul Gaultier」から引用しました。

 

着ないけれど、気になるファッションデザイナー

ジャン=ポール・ゴルチエ092010-2011年秋冬オート・クチュール・コレクション
Parisiennes collection

 

ジャン=ポール・ゴルチエの服を、私は着たことがありません。

私の体型には、似合いません。

しかし、ジャン=ポール・ゴルチエの服はとても気になります。

20世紀だったころ、代官山にジャン=ポール・ゴルチエの店がありました。

私は時々この店に出かけ、レディースを中心に見ていました。

このころ日本で売られていた、ジャン=ポール・ゴルチエの服はライセンスがほとんででした。

コレクションで見る服とは、立体感が違うように見えました。

 

立体感

ジャン=ポール・ゴルチエ102010-2011年秋冬オート・クチュール・コレクション
Parisiennes collection

 

ジャン=ポール・ゴルチエは、布で体を包むのがとても上手です。

日本人にはできない、テクニックです。

高度なテクニックを、さらりとやっているように見せています。

頑張った感が、ありません。

立体感が、フランス的です。

 

色彩感覚

ジャン=ポール・ゴルチエ11写真:イネス・ヴァン・ラムスウィールド & ヴィノード・マタディン
2010-2011年秋冬プレタポルテ・コレクション

モデル:クリスタル・レン & ジョアン・スモールズ

 

日本人のファションデザイナーは、色を使えないと言われ続けてきました。

私も学生時代に、
「もっと色を使いなさい。」
と先生に言われました。

日本人に似合う色と、洋服でカッコよく見える色は、全く違います。

ジャン=ポール・ゴルチエは、中間色を使うのがとてもうまいです。

この中間色が、日本人になかなか似合わないのです。

パリコレクションで人気がある、ドリス・ヴァン・ノッテンも色使いがうまいです。

しかしドリス・ヴァン・ノッテンの服を日本人が着ると、ほとんどの人が老けて見えるのではないでしょうか?

 

 私にとってのジャン=ポール・ゴルチエ

ジャン=ポール・ゴルチエ122009-2010年秋冬オート・クチュール・コレクション
Movie Stars ( or Cinema ) collection

 

ジャン=ポール・ゴルチエが持っているフランス的な立体感も色彩感覚も、私は持っていません。

ジャン=ポール・ゴルチエは、私が常に気になるファッションデザイナーでした。

そして、とても好きなファッションデザイナーの一人です。

しかしジャン=ポール・ゴルチエは、憧れのファッションデザイナーではありません。

もともと持っているものが違うので、憧れることができませんでした。

私が日本人のファッションデザイナーに憧れたのは、
「私も服を作れるかもしれない。」
と勘違いさせてくれた何かを、日本人のファッションデザイナーが持っていたからです。

ジャン=ポール・ゴルチエについては、以下も参考にしてください。

 

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