ジャン・パトゥ 1920年代の人気デザイナー

ジャン・パトゥは1920年代に、シャネルと並びモードのリーダー的存在となりました。
今回は、ジャン・パトゥの作品を取り上げます。

 

ジャン・パトゥ

ジャン・パトゥ03イブニング・ドレス ジャン・パトゥ 1930年
「FASHION A History from the 18th to the 20th Century」より
ISBN978-3-8365-5719-1

 

  • イブニング・ドレス
    ジャン・パトゥ

    1930年
    黒と緑の絹クレープ
    スカートの裾に向けてプリーツ
    ベルト付き

ジャン・パトゥ(Jean Patou)

  • 1880年 フランスのノルマンディー地方に生まれる(8月19日)
  • 1910年 パリに移る
  • 1912年 パリにメゾン「Parry」を開設
  • 1914年 第一次世界大戦に従軍
  • 1919年 クチュールメゾン「ジャン・パトゥ」を開設
  • 1929年 秋冬コレクションで、ヘム・ラインを床上20cmまで落とす
         ウェストを復活させ、話題となる
  • 1930年 香水「JOY」を発表
  • 1936年 死去(3月8日)

(*生年月日には諸説あります。)

 

日常着にできるスポーツウェア

ジャン・パトゥ02ビーチウェア ジャン・パトゥ 1929年
「FASHION A History from the 18th to the 20th Century」より

 

  • ビーチウェア
    ジャン・パトゥ

    1929年
    黒のレーヨン・ニットのジャンプスーツ
    同素材のケープ付き

ジャン・パトゥは、

  • スポーツウェア(カジュアルウェア)
  • テニスウェアのスカート
  • リゾート・ウェア
  • ニットを使用したスウィムウェア

などを提案しました。

ジャン・パトゥは、日常着としても着用できるスポーツ・ウェアを得意としました。

ジャン・パトゥは、ファッションがより着心地のよいものになるように働きかけました。

 

ジャン・パトゥ出身のファッションデザイナー

ジャン・パトゥ04イブニング・ドレス ジャン・パトゥ 1933年
「文化学園服飾博物館コレクション ヨーロピアン・モード」より

 

  • イブニング・ドレス
    ジャン・パトゥ

    1933年
    バイアス・カットのドレス
    同じ布の表裏の艶の違いを巧みに使い分けている

ジャン・パトゥは、1936年に亡くなりました。

しかしその後も、メゾンは存続しました。

ジャン・パトゥのメゾンからは、多くのファッションデザイナーが巣立ちました。

その主なファッションデザイナーを、見てみましょう。

 

まとめ

ジャン・パトゥ05イラスト ジャン・パトゥの作品
「文化学園服飾博物館コレクション ヨーロピアン・モード」より

 

  • イラスト
    「トゥレ・パリジャン」1934年1月

ジャン・パトゥはシャネルと共に、1920年代を代表するファッションデザイナーでした。

しかし生年月日の説が数個あるなど、正確なことがわかりません。

「Jean Patou」と検索しても、出てくるほとんどが香水の情報です。

今は残された服と、イラストを楽しむしかなさそうです。

ジャン・パトゥについては、以下も参考にしてください。