ハイメ・アジョンの世界展

ハイメ・アジョンの作品を初めて見たとき、私はショックを受けました。
今まで見たことがないデザインが、私の心をつかんで離しませんでした。

 

ハイメ・アジョンの世界展

ハイメ・アジョンの世界展02「ハイメ・アジョンの世界展」フライヤー

 

ハイメ・アジョンの世界展

  • 開催期間:2011年5月25日(水)-2011年6月5日(日)
  • 開場時間:10:00-21:00
         (日・祝休日は10:00-20:00)
         *入場は閉場30分前、展覧会最終日の閉場は17:00
  • 開催会場:渋谷西武店A館7階特設会場
  • 入場料 :500円
         高校生以下無料

 

ハイメ・アジョン

ハイメ・アジョンの世界展03ハイメ・アジョン
「ハイメ・アジョンの世界展」フライヤーより

 

ハイメ・アジョン(Jaime Hayon)

  • 1974年 スペインのマドリードに生まれる
  • 1997年 ファブリカに入社
  • 2000年 自身のスタジオを持つ
  • 2003年 「Hayonstudio」を設立して自身のプロジェクトに専念

 

展覧会の構成

ハイメ・アジョンの世界展04 メタルアルテジョセフィーヌテーブルライト ハイメ・アジョン 2008年 
「ハイメ・アジョンの世界展」フライヤーより

 

  • ジョセフィーヌテーブルライト
    ハイメ・アジョン
    2008年
    陶器
    メタルアルテ

「ハイメ・アジョンの世界展」はハイメ・アジョンの、

  • 手仕事
  • 手業
  • クリエイティブ

を紹介するために、5つの要素で構成されていました。

その5つの要素とは、

  1. KNOW/知る
    今や世界のトップデザイナーとなった彼のユニークかつ才能あふれる軌跡をプロフィールと共に紐解きます。
  2. TOUCH/触れる
    過去の作品の中から集めた印象的なアイテム群をご覧頂く事で、彼のデザインの歴史を紐解きます。
  3. ATTRACT/魅入る
    2011年ミラノサローネで展示された新しい作品群を日本でいち早くお届けし、これからの彼を紐解きます。
  4. FEEL/感じる
    日頃、目にする事が難しい直筆スケッチやサンプルを通し、彼の仕事に対する思いを紐解きます。
  5. CONNECT/繋がる
    世界中に多くのファンを持つ彼ですが、特に関係深い人々からのメッセージを通し彼の人柄を紐解きます。

 

日本のデザインを好きな理由

ハイメ・アジョンの世界展05 バカラクリスタルキャンディセット ハイメ・アジョン 2009年
「ハイメ・アジョンの世界展」フライヤーより

 

  • クリスタルキャンディセット
    ハイメ・アジョン
    2009年

    バカラ

「エルデコ No.119 2012年4月号」に、ハイメ・アジョンへの質問が載っていました。

私が気になった質問を、以下に引用します。

質問

日本のデザインやものづくりで、どんな点が好きですか?

ハイメ・アジョン

僕は日本の美意識の大ファン!
デザイン、食、そして生活に潜む形の純粋さは、僕にとって特別なもの。
日本人は物事の本質を求め、複雑さを避ける。
彼らの伝統と質に対する価値観こそ、僕が日本のデザインを好きな理由。

「エルデコ No.119 2012年4月号」p45より引用

 

日本人はデザインを愛し、デザイナーに信頼を寄せている

ハイメ・アジョンの世界展06 リヤドロThe Lover 3 ハイメ・アジョン 2008年
「ハイメ・アジョンの世界展」フライヤーより

 

  • The Lover 3
    ハイメ・アジョン
    2008年
    W220×H381mm
    リヤドロ

質問

実際に日本でものづくりをして、感じたことを教えてください。

ハイメ・アジョン

日本人はデザインを愛し、デザイナーに信頼を寄せている。
これは、かなり特別な関係だと思う。
たしかに言語や文化の違いは、時としてコミュニケーションを鈍らせることもある。
でも僕は問題だと思ったことは一度もないんだ。
誤解が生じたとしても、ちゃんと軌道修正をする方法はあるから。

それによく感じるのが、日本人のホスピタリティ。
自分たちの文化的な遺産を誇りに思い、それを海外のコラボレーターとも共有しようとしてくれる。
あと、僕は日本の食に夢中なので、現地で食体験を楽しんでいるよ。

「エルデコ No.119 2012年4月号」p46より引用

 

時には夢を

ハイメ・アジョンの世界展07 上出長衛門窯醤油さし(受け皿付)鳥形 花 ハイメ・アジョン 2010年
「ハイメ・アジョンの世界展」フライヤーより

 

  • 醤油さし(受け皿付)鳥形 花
    ハイメ・アジョン
    2010年
    W65×D50×H115mm
    上出長右衛門窯

質問

よりよいデザインを生むために、日本に必要なこととは?

ハイメ・アジョン

日本人のデザインは、厳密で合理的すぎる傾向があるかもしれない。
美しいものを作るためには、時には夢を見ることも忘れてはならないと思う

「エルデコ No.119 2012年4月号」p46より引用

 

まとめ

ハイメ・アジョンの世界展09 フリッツ・ハンセンファウン ハイメ・アジョン 2011年
「エルデコ No.117 2011年12月号」より

 

  • ファウン
    ハイメ・アジョン
    2011年
    サテン仕上げアルミニウム、ファブリック

    W2210×D930×H880、SH420mm
    フリッツ・ハンセン

ハイメ・アジョンは、日本人にはできないデザインをします。

見ていて、とても楽しい気持ちになります。

ファッションデザイナーを認めるのは気持ち的に難しいですが、ほかの分野のデザイナーは素直に認める事ができます。

私のデザイン画が適当に見える理由は、厳密で合理的すぎないようにしているからです。

この部分が、ハイメ・アジョンと私を結びつけています。

ハイメ・アジョンの作品はツヤ感やキラキラ感が魅力なのに、今回の写真では表現できていません。

機会を見て、写真を差し替えたいと思います。

 

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