アーヴィング・ペンと三宅一生展 21_21

2011年に開催された、「アーヴィング・ペンと三宅一生」展を紹介します。
「1990年代が懐かしい」という思いで、観に行きました。

 

アーヴィング・ペンと三宅一生展

アーヴィング・ペンと三宅一生展02「アーヴィング・ペンと三宅一生」展フライヤー

 

  • Photo too : Irving Penn. Poppy :
    Glowing Embers, New York, 1968.
  • Photo bottom : Flower Pleats
    (Issues Miyake Dedign), New York, 1990.

アーヴィング・ペンと三宅一生展

  • 開催期間:2011年9月16日(金)-2012年4月8日(日)
  • 開館時間:11:00-20:00
         (入場は19:30まで)
  • 休館日 :火曜日(11月1日、3月20日は開館)
         年末年始(12月27日-1月3日)
  • 開催会場:21_21 DESIGN SIGHT
         (東京ミッドタウン・ガーデン内)
  • 入場料 :一般  1,000円
         大学生 800円
         中高生 500円
         小学生以下無料
         *15名以上は各料金から200円割引

 

アーヴィング・ペン

アーヴィング・ペンと三宅一生展03「Vegetable Face (B)」 アーヴィング・ペン 1995年
「アーヴィング・ペンと三宅一生」展フライヤーより

 

  • 「Vegetable Face (B)」
    アーヴィング・ペン
    ニューヨーク
    1995年
    顔料プリント

アーヴィング・ペン(Irving Penn)

  • 1917年 アメリカ合衆国ニュージャージー州ペインフィールドに生まれる(6月16日)
  • 1934年 フィラデルフィアの工芸美術館学校に入学
  • 1938年 最初のカメラ、Rolleiflexを購入
         百貨店サックス・フィフス・アベニューのアートディレクターとして活動
  • 1943年 ヴォーグのカバー写真を初めて撮影
  • 1950年 モデルのリサ・フォンサグリーブスと結婚
  • 1952年 広告を開始
  • 1965年 ニューヨーク州ロングアイランドの納屋に実験室を建設
  • 1967年 旅行のためのポータブルテントスタジオを構築
  • 1980年 フラワーブックを出版
  • 1986年 三宅一生とのコラボレーションを開始
  • 1987年 ワシントンDCのスミソニアン研究所に120作品をプレゼント
  • 1992年 妻のリサ・フォンサグリーブスが死去
  • 1995年 最後のオートクチュールのコレクションを撮影
         アーカイブの大部分と130のファインアートプリントをシカゴ美術館に寄付
  • 1997年 シカゴの美術研究所で 「アーヴィング・ペン:写真のキャリア」回顧展
  • 2005年 アービング・ペン財団設立
  • 2009年 死去(10月7日)

 

ヴォーグの写真

アーヴィング・ペンと三宅一生展04「ISSEY MIYAKE コレクションポスター」 アーヴィング・ペン 1994年春夏
「アーヴィング・ペンと三宅一生」展フライヤーより

 

  • 「ISSEY MIYAKE コレクションポスター」
    写真:アーヴィング・ペン
    ポスターデザイン、タイポグラフィ:田中一光
    1994年春夏

1983年の「ヴォーグ」誌の撮影で、アーヴィング・ペンが初めて三宅一生の服を撮影しました。

この写真を見た三宅一生は、「こんな見方ができるのか」と驚きました。

このことをきっかけに1987年から1999年まで13年間にわたり、年2回のコレクション撮影が行われました。

写真は、250枚を超えました。

三宅一生は服の撮影をアーヴィング・ペンに依頼したとき、撮影に一度も立ち会うことなく写真家にすべてを任せました。

三宅一生は声にならない言葉をアーヴィング・ペンに投げかけ、アーヴィング・ペンはそれを受けとめました。

1988年ころファッション雑誌を買うと、アーヴィング・ペンの写真がいつも載っていました。

大学生だった私は、「昔有名だった写真家」という認識でした。

このときの私は、三宅一生をファッションデザイナーとしてまだ尊敬していました。

私は、1980年代から1990年代のファッション雑誌をすべて捨ててしまいました。

いま思うと、とても勿体無いことをしてしまいました。

しかしファッションに我慢できない時期があり、すべて捨ててしまいました。

 

まとめ

アーヴィング・ペンと三宅一生展05「アニメーションのためのドローイング」 マイケル・クロフォード 2010年
「アーヴィング・ペンと三宅一生」展フライヤーより

 

  • 「アニメーションのためのドローイング」
    マイケル・クロフォード
    2010年

2011年は、3月に巨大地震がありました。

私個人にも2011年は重大なことがたくさん起こり、落ち込んでいました。

重い気持ちをなんとか持ち上げてやっとの思いで観に行ったのが、「アーヴィング・ペンと三宅一生」展でした。

しかし私の暗く重い気持ちに、アーヴィング・ペンも三宅一生も応えてはくれませんでした。

このときの体験が、去年開催された「MIYAKE ISSEY」展に行くのを邪魔していました。

ちなみに、「MIYAKE ISSEY」展はとてもよかったです。

三宅一生のことを書くと、ファッションについての暗い思い出が蘇ります。

私がファッションデザイナーとして乗り越えなければいけない壁のひとつは、三宅一生のようです。

 

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