1960年代のイタリアのインテリア写真

「idee per la casa」という、古い本が見つかりました。
1960年代、イタリアのインテリア写真集です。

 

idee per la casa

idee per la casa02 イタリアのインテリアチェスカチェア マルセル・ブロイヤー 1928年
「idee per la casa」より

 

「idee per la casa」は、1969年にイタリアで発行された本です。

出版社は、ミラノにあるGorlich editore S.p.A.です。

「idee per la casa」は日本語に訳すと、「家のためのアイディア」でしょうか。

この本についてわかることは、以上しかありません。

それでは、写真の家具を見てみましょう。

  • 照明
    名前    :フォークランド
    デザイナー :ブルーノ・ムナーリ
    発表年   :1964年
    製造メーカー:ダゼーネ社
  • 椅子
    名前    :チェスカチェア
    デザイナー :マルセル・ブロイヤー
    発表年   :1928年
    製造メーカー:ノール社

テーブルに、絵が写り込んでいます。

テーブルと絵が、お揃いのインテリアのようです。

 

バルセロナチェアの部屋

idee per la casa03 イタリアのインテリアバルセロナチェア ルートヴィッヒ・ミース・ファン・デル・ローエ 1929年
「idee per la casa」より

 

  • 椅子
    名前    :バルセロナチェア
    デザイナー :ルートヴィッヒ・ミース・ファン・デル・ローエ
    発表年   :1929年
    製造メーカー:ノール社

この部屋の色の雰囲気が、60年代しています。

  • ファッション
  • 音楽
  • インエリア

は時代を反映します。

それにしてもこの部屋には、バルセロナチェアが何脚あるのでしょうか?

贅沢すぎます。

 

アルコのある部屋

idee per la casa04 イタリアのインテリアアルコ アキッレ&ピエル=ジャコモ・カスティリオーニ 1962年
「idee per la casa」より

 

  • 照明
    名前    :アルコ
    デザイナー :アキッレ&ピエル=ジャコモ・カスティリオーニ
    発表年   :1962年
    製造メーカー:フロス社
  • テレビ
    名前    :ALGOL
    デザイナー :マルコ・ザヌーソ&リチャード・サパー
    発表年   :1965年
    製造メーカー:ブリオンヴェガ社

アルコがあって、小さいテレビがある部屋です。

左には、モンステラが見えます。

テレビの赤と絨毯の青の対比が、強烈です。

1960年代の、派手な部屋でした。

 

暖炉のある部屋

idee per la casa05 イタリアのインテリアラウンジチェア&オットマン チャールズ&レイ・イームズ 1956年
「idee per la casa」より

 

  • 椅子
    名前    :イームズラウンジチェア&オットマン
    デザイナー :チャールズ&レイ・イームズ
    発表年   :1956年
    製造メーカー:ハーマンミラー社

暖炉の上が本棚とは、おもしろいものです。

右に本棚があり、左は白い壁になっています。

これだけのことで、左右の部屋の雰囲気が全く変わります。

イームズラウンジチェア&オットマンはどんな部屋にも似合うという、いい例です。

暖炉の上に、鞠(まり)が見えます。

 

原色のある白い部屋

idee per la casa06 イタリアのインテリアセレーネ ヴィコ・マジストレッティ 1968年
「idee per la casa」より

 

  • 椅子
    名前    :セレーネ
    デザイナー :ヴィコ・マジストレッティ
    発表年   :1968年
    製造メーカー:アルテミデ社
  • ラジオ
    デザイナー :マルコ・ザヌーソ&リチャード・サパー
    発表年   :1964年
    製造メーカー:ブリオンヴェガ社

赤と緑の、補色が同居する部屋です。

さらに、青などの原色が置いてあります。

この原色をフローリングと、白い壁が包み込んでくれます。

60年代だから出来た、配色でしょうか?

ヴィコ・マジストレッティと言えば、普段私が座っている椅子はカルテル社のマウイチェア(昇降タイプ)です。

 

青い壁と緑の天井の部屋

idee per la casa07 イタリアのインテリアチューリップチェア エーロ・サーリネン 1955年
「idee per la casa」より

 

  • 椅子
    名前    :チューリップチェア
    デザイナー :エーロ・サーリネン
    発表年   :1955年
    製造メーカー:ノール社
  • テーブル
    名前    :チューリップテーブル
    デザイナー :エーロ・サーリネン
    発表年   :1956年
    製造メーカー:ノール社
  • 照明
    名前    :Splügen Bräu
    デザイナー :アキッレ&ピエルジャコモ・カスティリオーニ
    発表年   :1961年
    製造メーカー:フロス社

こちらは青い壁と緑の天井という、とても派手な部屋です。

派手な部屋に、白い椅子とテーブルを置いています。

照明は、シルバーです。

何より重厚な床が、全てを「OK.」にしてくれています。

 

コーナーにテーブルを置いた部屋

idee per la casa08 イタリアのインテリアアントチェア アルネ・ヤコブセン 1952年
「idee per la casa」より

 

  • 椅子
    名前    :アントチェア
    デザイナー :アルネ・ヤコブセン
    発表年   :1952年
    製造メーカー:フリッツ・ハンセン社

コーナーを、うまく使っています。

人は広いところよりも、こういうコーナーの方が落ち着くことがあります。

左上に、浮世絵が見えます。

 

まとめ

1960年代のインテリアは、とても強烈な色彩でした。

現代には、強すぎるインテリアかもしれません。

現代にはない要素をときどき眺めてみると、新しい発想が生まれることがあります。