フセイン・チャラヤン

フセイン・チャラヤンについて、私はほとんど知りません。
今回初めて、フセイン・チャラヤンについて調べてみました。

 

フセイン・チャラヤン

フセイン・チャラヤン02フセイン・チャラヤン
「ヴィジョナリーズ ファッション・デザイナーたちの哲学」
ISBN978-4-86020-148-7

 

  • フセイン・チャラヤン
    PORTRAIT : MAURICIO GUILLEN
    2000年

フセイン・チャラヤン(Hussein Chalayan)

  • 1970年 キプロスの首都ニコシアで生まれる(8月12日)
  • 1982年 両親が離婚し、父とロンドンへ移住
  • 1993年 ロンドンのセントラル・セント・マーチンズを卒業
  • 1995年 ロンドン・ファッション・デザイン・アウォードを受賞
         ロンドンコレクションに「フセイン チャラヤン」でデビュー
  • 1998年 「セイ・ニューヨーク」(TES New York)のデザイナーに就任
         (-2001年)
  • 1999年 ブリティッシュ・デザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞
  • 2000年 ブリティッシュ・デザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞
  • 2001年 スポンサーが倒産
         イタリアのジボ・コー社の資金協力を得て資金難に陥ったブランドを立て直す
         2002年春夏からパリに発表の場を移して復帰
  • 2003年 イギリスの宝石商「アスプレイ」のファッション・ディレクターに就任
  • 2006年 大英帝国勲章第5位(MBE)を授与される
  • 2008年 プーマがチャラヤンの株式の過半数を取得
         プーマのクリエイティブ・ディレクターに就任
  • 2009年 「J BRAND」とコラボで3スタイルのデニムを発表
  • 2011年 2012年春夏コレクションからブランド名を「チャラヤン」に改名

 

難しい服だと思われるのは本当に残念です

フセイン・チャラヤン03フセイン・チャラヤン 2000年春夏
「ヴィジョナリーズ ファッション・デザイナーたちの哲学」

 

  • フセイン・チャラヤン
    2000年春夏
    写真:マーク・アレスキ
    スタイリング:ソフィア・ネオフィトウ

フセイン・チャラヤンの言葉を、できる限り引用します。

難しい服だと思われるのは本当に残念です。

そんなことはないんですよ。
僕は誰かが自分の服を着ているのを見ると嬉しくなります。
実際よく見かけますよ。
ほかのイギリス人デザイナーよりも僕の服を着ているひとは多いんじゃないかな。
僕の服は、着るひとをより彼女らしく生き生きと見せてくれます。
女性が着たいと思うから着る服を作っていきたい。
それと服と体の間の密かな空間が楽しめる、そんな服であるべきなんです。
それは僕にとってとても大切なことなんですよ。

「ヴィジョナリーズ ファッション・デザイナーたちの哲学」p74より引用

 

モダニズムが形成されたのもそのためです

フセイン・チャラヤン04フセイン・チャラヤン 2000年春夏
「ヴィジョナリーズ ファッション・デザイナーたちの哲学」

 

  • フセイン・チャラヤン
    2000年春夏
    写真:マーク・アレスキ
    スタイリング:ソフィア・ネオフィトウ

ある物を現代風にするのはその「機能性」だと思います。
現代主義(モダニズム)が形成されたのもそのためです。
そして何かをデザインするというのは、機能があってこそなのです。
デザインは最終的に最小限(ミニマル)に帰着します。
けれどもそこにたくさんのリサーチや思想が詰めこまれているという意味では、ミニマルではないのかもしれません。
まるでひとつのアイデアを何度も繰り返しふるいにかけていく感じです。
僕は過剰にデザインされたものは好きではありません。
たしかにその方がごまかしはききますよ。
どこかに畳みこんでしまえばいいんですから。
少ないものよりたくさんのもので効果を生むほうが簡単だし、アイデアは付け足すよりもまとめることの方が難しいんです。

「ヴィジョナリーズ ファッション・デザイナーたちの哲学」p74より引用

 

それはそれでいいんです

フセイン・チャラヤン05フセイン・チャラヤン 2004年
「100 CONTEMPORARY FASHION DESIGNERS」
ISBN978-3-8365-5724-5

 

  • フセイン・チャラヤン
    PHOTOGRAPHY : THOMAS CCHENK
    STYLING : HAVANA LAFFITTE
    MODEL : GUINEVERE VAN SEENUS
    2004年9月

何かに取りかかろうとする時、僕は相当の時間を費やします。
でもそれが全く畑違いのことだったらどうすればよいのでしょう。
自分の仕事に信念を持っていれば、流行なんかに振り回されることはありません。
そんなことに左右されるのはよっぽど弱い人間だと僕は思います。
だって、四六時中他人の考えや行動を気にして生活していたら、気が狂ってしまいますよ。
もしみんなが自分の作品を気に入ってくれて、しかも毎シーズン好きでいてくれたらそれは嬉しいことです。
でもそうじゃない時もあるし、それはそれでいいんです。

「ヴィジョナリーズ ファッション・デザイナーたちの哲学」p74-75より引用

 

服も大好きですよ。でも・・・・・

フセイン・チャラヤン06フセイン・チャラヤン 2004年
「100 CONTEMPORARY FASHION DESIGNERS」

 

  • フセイン・チャラヤン
    PHOTOGRAPHY : TAKAY
    STYLING : JO BARKER
    MODEL : SONJA
    2004年3月

ファッション業界の人間だと名乗るのが嫌になることがあります。

「ヴィジョナリーズ ファッション・デザイナーたちの哲学」p72より引用

むしろ自分を「アイデア人間」だと思っているんです。
どんなアイデアであれ、アイデアの貴重さに気づかないひとはたくさんいます。
どんなところから得たものでも、すべてアイデアは尊ぶべき点があるんです。
もちろん僕は服も大好きですよ。でも・・・・・

「ヴィジョナリーズ ファッション・デザイナーたちの哲学」p72より引用

 

まとめ

フセイン・チャラヤン07フセイン・チャラヤン 2004年
「100 CONTEMPORARY FASHION DESIGNERS」

 

  • フセイン・チャラヤン
    PHOTOGRAPHY : TIMUR CELIKDAG
    STYLING : SEMRA RUSSELL
    MODEL : LOUISE DONEGAN
    2005年3月

フセイン・チャラヤンの言葉を読んで、「モダニズム」について考えました。

ファッションデザイナーによって、モダニズムの捉え方は違います。

まとまったら、「ファッションデザイナーとモダニズム」について書こうと思います。

 

今回、モダンについて書きました。