ジョルジュ・ルパップのファッションイラストレーションを、まとめようと思いました。
しかし、ジョルジュ・ルパップについて詳しいことがわかりません。
ジョルジュ・ルパップ
ジョルジュ・ルパップ 1911年
「100 years of Fashion Illustration」より
ISBN978-1-85669-462-9
- ジョルジュ・ルパップ
「Les Choses de Paul Poiret」のプレート
1911年
ステンシル・プリント(ポショワール)
ジョルジュ・ルパップ(Georges Lepape)
- 1887年 パリに生まれる(5月26日)
- 1910年 Salon d’Automneに出展し、ポール・ポワレと出会う
- 1911年 ポール・ポワレのパンフレット「Les Choses de Paul Poiret」を描く
- 1917年 ポール・ポアレのモデルに沿って人形を制作
- 1920年 パリの装飾美術館で「画家が見たファッション20世紀の展覧会」に参加
- 1926年 アメリカのヴォーグからニューヨークに招待される
- 1971年 死去(2月15日)
ポール・ポワレとジャン・パトゥ
ジョルジュ・ルパップ 1911年
「100 years of Fashion Illustration」より
- ジョルジュ・ルパップ
「Les Choses de Paul Poiret」のプレート
1911年
ステンシル・プリント(ポショワール)
ジョルジュ・ルパップは1910年、Salon d’Automneに出展しました。
そこで、ファッションデザイナーのポール・ポワレと出会いました。
ジョルジュ・ルパップは1911年に、ポール・ポワレのパンフレット「Les Choses de Paul Poiret」を描きました。
ジョルジュ・ルパップはファッションイラストレーションに、 「動き」を取り入れました。
「Les Choses de Paul Poiret」でジョルジュルパップは、
- モデルを大胆に見せる
- モデルを画面からはみ出させる
- モデルを読者に背を向けさせる
ようにしました。
ジョルジュ・ルパップはその後、ジャン・パトゥの仕事をしました。
ファッション雑誌での活躍
ジョルジュ・ルパップ 1911年
「100 years of Fashion Illustration」より
- ジョルジュ・ルパップ
「Les Choses de Paul Poiret」のプレート
1911年
ステンシル・プリント(ポショワール)
ジョルジュ・ルパップは、ファッション雑誌でも活躍しました。
1926年にはアメリカのヴォーグからの招待で、6ヶ月間ニューヨークに滞在しています。
ジョルジュ・ルパップは、
- Gazette Du Bon Ton
- Harper’s Bazaar
- Vanity Fair
- Femina
- Vogue
- Les Feuillets d’Art
などの雑誌の表紙を手がけました。
広告や出版の仕事
ジョルジュ・ルパップ 1914年
「100 years of Fashion Illustration」より
- ジョルジュ・ルパップ
「Le Collier Nouveau」
” Gazette du bon ton ” 1914年1月号
ステンシル・プリント(ポショワール)
ジョルジュ・ルパップは戦後になると、広告や出版のために多くの仕事をしました。
ジョルジュ・ルパップは、
- ポール・ジェラルディ
- サシャ・ギトリ
- アルフレッド・ルイ・シャルル・ド・ミュッセ
- プラトン
など 30冊の本に挿絵を描いています。
まとめ
ジョルジュ・ルパップ 1938年
「100 years of Fashion Illustration」より
- ジョルジュ・ルパップ
” フレンチ・ヴォーグ ” と ” ブリティッシュ・ヴォーグ ” 1938年の表紙
鉛筆
ジョルジュ・ルパップのファッションイラストレーションは、とても有名です。
しかしジョルジュ・ルパップについて、詳しいことは知られていないように思えます。
今回の記事を書くのに、海外のサイトを参考にしました。
日本でのファッションの研究は、とても遅れていると感じました。
世界的に見ても、20世紀初頭のイラストレーターの作品を一箇所で見つけるのは難しいようです。