ジョルジュ・バルビエのイラストレーション

私はジョルジュ・バルビエを、「キャットマスクヘルメット」の作者くらいにしか思っていませんでした。

 

ジョルジュ・バルビエ

ジョルジュ・バルビエ04「パリの装い 39」 ジョルジュ・バルビエ 1912年
「ファッションとアート麗しき東西交流」図録より

 

  • 「パリの装い 39」
    ジョルジュ・バルビエ

    ”ジュルナル・デ・ダム・エ・モード” 1912年12月10日号より
    ポショワール

以前、「キャット・デザイナー」という記事を書きました。

そのときジョルジュ・バルビエについて、詳しく調べました。

私はそのとき初めて、
「ジョルジュ・バルビエは、
とても人気のあるファッションイラストレーター」
だということを、知りました。

ジョルジュ・バルビエは古典を基礎に、

  • 日本趣味(ジャポニスム)
  • 中国趣味(シノワズリ)

の影響を受けた、流麗なアール・デコ様式のイラストレーションが特徴です。

 

ジョルジュ・バルビエの略歴

ジョルジュ・バルビエ01「The Madness of the Day」 ジョルジュ・バルビエ 1913年
「100years of Fashion Illustration」より
ISBN978-1-85669-462-9

 

  • 「The Madness of the Day」
    ジョルジュ・バルビエ
    ” Journal des dames et des modes ” 1913年
    カラーリトグラフ

ジョルジュ・バルビエ(George Barbier)

  • 1882年  フランス西部のナントに生まれる(10月10日)
  • 1908年  パリ上京
          エコール・デ・ボザールで学ぶ
  • 1909年  ロシア・バレエ団公演を鑑賞
  • 1911年  パリで個展を開始
  • 1913年  作品集「ニジンスキー」発表
  • 1914年  作品集「タマル・カルサヴィナ」発表
          モード誌「モード・エ・マニレール・ドージュルデュイ」に
          イラストレーションを連載
  • 1920年代 エルテとともに舞台、映画の衣装や舞台装置のデザインに進出
  • 1929年  イラストレーション誌「L” Illustation magazine」に連載
  • 1932年  死去(3月16日)

 

展覧会でのジョルジュ・バルビエ 

ジョルジュ・バルビエ02シルクにプリントされたジョルジュ・バルビエのイラストレーション 1911年
「100years of Fashion Illustration」より

 

  • ジャンヌ・パキャンの扇子
    イラストレーション:ジョルジュ・バルビエ
    1911年
    シルクにステンシル・プリント

 ジョルジュ・バルビエを知った私はその後、

を見に行きました。

この2つの展覧会に、ジョルジュ・バルビエのイラストレーションが展示されていました。

ジョルジュ・バルビエは、1910〜1920年代の重要なファッションイラストレーターの一人でした。

 

「パリの装い」シリーズ

ジョルジュ・バルビエ05「パリの装い 69」 ジョルジュ・バルビエ 1913年
「ファッションとアート麗しき東西交流」図録より

 

  • 「パリの装い 69」
    ジョルジュ・バルビエ

    ”ジュルナル・デ・ダム・エ・モード” 1913年4月10日号より
    ポショワール

ファッションとアート麗しき東西交流」展で、ジョルジュ・バルビエの「パリの装い」シリーズを見ました。

とても繊細で、美しいイラストレーションでした。

上の4枚のイラストレーションは、1910年代初期のものです。

 

まとめ

ジョルジュ・バルビエ03「Winter : Lovers in the Snow」 ジョルジュ・バルビエ 1925年
「100years of Fashion Illustration」より

 

  • 「Winter : Lovers in the Snow」
    ジョルジュ・バルビエ
    ” Twentieth Century France ” 1925年
    カラーリトグラフ

このイラストは、1925年のものです。

タイトルは、「Winter : Lovers in the Snow」です。 

1910年代の作品と比べて、変化が見られます。

「キャットマスクヘルメット」の印象が強かっただけに、私はジョルジュ・バルビエのファッションイラストレーションを、素直に見ることができませんでした。

今回、ジョルジュ・バルビエのファッションイラストレーションをまとめました。

ジョルジュ・バルビエが、時代を反映した 美しいファッションイラストレーションをたくさん描いていることがわかりました。

そしてジョルジュ・バルビエは、ユーモアのセンス抜群のファッションイラストレーターであることを再認識しました。