華麗なるオートクチュール展のドレスとスーツ

以前、華麗なるオートクチュール展のことを書きました。
今回は、華麗なるオートクチュール展に展示されたドレスを紹介します。

 

クリストバル・バレンシアガ

華麗なるオートクチュール展02 クリストバル・バレンシアガアフタヌーンドレス クリストバル・バレンシアガ 1947年冬
「華麗なるオートクチュール展」図録より

 

  • アフタヌーンドレス
    クリストバル・バレンシアガ
    1947年冬
    ヒップパッドのあるドレスは、黒のシルクベンガリン地
    細身のアンダースカートには優美な横の襞(ひだ)が出るように両サイドに襞飾りを施している
    オーバースカートは、前部はアンダースカートに縫い付けられている
    後ろではほぼ裾まで拡がった、短く膨らんだペプラムを形成している
    背中心で、段々になった襞を括り、黒いベルベットのリボンをあしらっている

 

ピエール・バルマン

ピエール・バルマン03イブニングドレス ピエール・バルマン 1950年ころ
「華麗なるオートクチュール展」図録より

 

  • イブニングドレス
    ピエール・バルマン
    1950年ころ
    ストラップレスドレスは、ピンクのシルクファイユ地

    真珠のビーズ、ラインストーン、銀のモールで刺繍
    揃いの真珠で縁取りしたアンダースカート付き

 

シャネル

シャネル02スーツ シャネル
「華麗なるオートクチュール展」図録より

 


  • スーツ
    シャネル
    1960年ころ
    ジャケットとスカートは、ピンクのアンゴラウールのツイード
    ジャケットとスカートは共に、同色の絹で縁飾り
    ブラウスは多色でむら染めされた絹タフタ
    衿もとで結ぶ、共地のタイ付き

  • スーツ
    シャネル
    1963年春
    ジャケットと細身の「エプロン」スカートは、象牙色のローシルク
    揃いのブラウスは、チャイナシルク
    重ねられたスカートの効果は、ジャケットの衿、折り返し、ポケット、カフスで繰り返される

 

アンドレ・クレージュ

アンドレ・クレージュ08パンツスーツ アンドレ・クレージュ 1965年ころ
「華麗なるオートクチュール展」図録より

 

  • パンツスーツ
    アンドレ・クレージュ
    1965年ころ
    短めのチュニックと少しフレアーをあしらったパンツは、赤みのあるオレンジ色のウールのダブルニット地
    縫い目を縁取りで処理
    両脇には飾りのパッチポケット

 

クリスチャン・ディオール

華麗なるオートクチュール展03 クリスチャン・ディオールカクテルドレス クリスチャン・ディオール 1948年冬ころ
「華麗なるオートクチュール展」図録より

 

  • カクテルドレス
    クリスチャン・ディオール
    1948年冬ころ
    グローバー・マグニン夫人着用
    フレンチスリーブのブラウスとたっぷりとしたふくらはぎ丈のスカートは、黒いシルクベルベット地
    虹色の面取りをしたブルーのガラスビースで刺繍を施している
    ベルベットの折り返しのある小振りの衿が付いた衿もとは、大胆に深くあき、刺繍をしていないハイウエストのベルベットの帯に入り込んでいる

 

マルク・ボアン

華麗なるオートクチュール展04 マルク・ボアンオペラアンサンブル マルク・ボアン 1972年ころ
「華麗なるオートクチュール展」図録より

 

  • オペラアンサンブル
    クリスチャン・ディオール/マルク・ボアン
    1972年ころ
    くるぶし丈のケープとスカート、ミッドナイトブルーのシルク地とビスコースベルベット地
    ブラウスとブラウスについている蝶結びのサッシュベルトは、ブルーグレイで濃淡のあるシルクシフォン地
    衿には同色に染色したオーストリッチの羽毛をあしらっている

 

ユーベル・ド・ジバンシィ

華麗なるオートクチュール展05 ユーベル・ド・ジバンシィイブニングドレス ユーベル・ド・ジバンシィ 1968年冬
「華麗なるオートクチュール展」図録より

 

  • イブニングドレス
    ユーベル・ド・ジバンシィ
    1968年冬
    ドレスは茶のシルククレープ地に、抜き取って形を整えた茶と白のオーストリッチの羽を縫い込んでいる
    下に着用しているアンダードレスは、茶のシルク地
    裾には幅広に黒いシルクベルベット地で縁取りが施されている
    黒いサテンリボンのサッシュベルトが付いている

 

マダム・グレ

華麗なるオートクチュール展06 マダム・グレ遊び着とドミノ マダム・グレ 1971年ころ
「華麗なるオートクチュール展」図録より

 

  • 遊び着とドミノ(舞踏会で用いる外套)
    マダム・グレ
    1971年ころ
    片袖のホットパンツのジャンプスーツは、黒いシルクベルベット地
    ドミノは黒いシルクタフタ地

 

クリスチャン・ラクロワ

クリスチャン・ラクロワ03イブニングドレス クリスチャン・ラクロワ 1987年冬
「華麗なるオートクチュール展」図録より

 

  • イブニング・ドレス
    「コロンバ」
    クリスチャン・ラクロワ
    1987年秋冬
    イタリア即興喜劇にインスピレーションを受けたドレス
    パフスリーブと上身頃は黒い絹ベルベット
    ヨーク部分は黒いベルベットのリボンで格子模様を施した
    たっぷりとギャザーを寄せたミニスカートは、
    黒いベルベットをストライプ状に付けた黒い絹タフタ
    黒い絹の二角帽(ビーコン)には、蝶々結びのリボンとサテンの薔薇をあしらっている

 

マギー・ルフ

1950年代のファッション08 マギー・ルフダンスドレス マギー・ルフ 1958-59年ころ
「華麗なるオートクチュール展」図録より

 

  • ダンス・ドレス「シュークル・ドージュ」
    マギー・ルフ
    1958-59年ころ
    共糸で刺繍を施した絹オーガンジー
    下のスカートは黄緑の絹タフタの裾線にフリンジ
    上のスカートは白い絹オーガンジーの裾をスカラップ
    黄緑の絹タフタのベルトは、革で裏打ち

 

イヴ・サンローラン

華麗なるオートクチュール展07 イヴ・サンローランダンスドレス イヴ・サンローラン 1967年春
「華麗なるオートクチュール展」図録より

 

  • ダンスドレス
    イヴ・サンローラン
    1967年春
    アフリカからインスピレーションを受けたミニドレスは、ベージュのシルクオーガンザ地
    天然木のビーズ、ラフィアの葉の繊維でできている

 

エマニュエル・ウンガロ

1970年代のファッション06 エマニュエル・ウンガロイブニング・アンサンブル エマニュエル・ウンガロ 1977年春
「華麗なるオートクチュール展」図録より

 

  • イブニング・アンサンブル
    エマニュエル・ウンガロ
    1977年春
    きものとサッシュベルトは象牙色に黒いストライプがプリントされた絹
    中国風菱形のパターンのアイボリーの絹で裏打ち
    絹サテンのリボンと絹のブレイドで縁の処理
    アンダースカートは象牙色の平織りの絹
    金糸と黒糸で波うったストライプの縁飾り

 

華麗なるオートクチュール展については、以下も参考にしてください。