写真で見る1960年代のファッション

1960年代には、新しいファッションデザイナーたちが登場します。
新しい価値観で、ファッションを作り変えていきました。

 

シャネル

シャネル02左:スーツ 1960年ころ 右:スーツ 1963年春
共にシャネル
「華麗なるオートクチュール展」図録より

 

  • 左:スーツ
    シャネル
    1960年ころ
    ジャケットとスカートは、ピンクのアンゴラウールのツイード
    ジャケットとスカートは、同色の絹で縁取りが施されている
    ブラウスは、多色でむら染めされた絹タフタ
    衿もとで結ぶ共布のタイ付き
  • 右:スーツ
    シャネル
    1963年春
    ジャケットと細身の「エプロン」スカートは、象牙色のローシルク
    ブラウスは、チャイナシルク
    重ねられたスカートの効果は、ジャケットの衿、折り返し、ポケット、カフスで繰り返されている

シャネルは、1958年にパリオートクチュール組合を脱退しています。

 

ルディ・ガーンライヒ

ルディ・ガーンライヒ05トップレス水着 ルディ・ガーンライヒ 1964年
「FASHION 18世紀から現代まで」より

ISBN978-4-88783-282-4

 

  • トップレス水着「モノキニ」
    ルディ・ガーンライヒ
    1964年
    黒とベージュのストライプのウール・ジャージー
    ウエストから上はストラップのみ

ルディ・ガーンライヒのモノキニには、
「皮膚そのものが最も美しい服になりうる」
という、新しい身体意識が打ち出されています。

 

マダム・グレ

マダム・グレ07アットホーム・ドレス マダム・グレ 1964年冬
「華麗なるオートクチュール展」図録より

 

  • アットホーム・ドレス
    マダム・グレ
    1964年冬
    「ハーレム」と名付けられたドレス
    青、赤、金で花模様を施した厚めの白い絹ブロケード地
    バイアスに裁断した2枚のブロケード地を、
    手、足、頭の出口を着けた凧の形の袋状に仕立てた

マダム・グレは、デイ・ドレスや遊び着、スポーツウェアを作りました。

最も得意としたのは、くつろぎ着でした。

 

ピエール・カルダン

ピエール・カルダン04ドレス ピエール・カルダン 1966年秋冬
「FASHION A History from the 18th to the 20th Century」より

 

  • ドレス
    Aラインのミニ・ドレス
    金と銀のスパンコールと金属片で刺繍された斜めの波模様

ピエール・カルダンは、人間の身体を彫刻作品のように扱いました。

 

ペーパー・ドレス

ポップアートとペーパードレス05 アンディ・ウォーホルペーパー・ドレス 作者不明 1966年ころ
「FASHION A History from the 18th to 20th Century」より

 

  • 「スーパー・ドレス」
    ペーパー・ドレス
    作者不明
    レーベル:Souper Dress
    1966年ころ
    アメリカ
    「キャンベル・スープ缶」のプリントを施した不織布のミニ・ドレス
    黒いバイアス・テープ

ペーパー・ドレスは、1960年代後半のアメリカで大流行しました。

ペーパー・ドレスは、「不織布」という新素材にポップアートがプリントしてありました。

 

イヴ・サンローラン

1960年代のファッション02 イヴ・サンローランドレス イヴ・サンローラン 1967年春夏
「FASHION A History from the 18th to 20th Century」より

 

  • ドレス
    イヴ・サンローラン
    1967年春夏
    ベージュの絹オーガンジーに、金糸、絹糸、ビーズ、木ビーズ、ラインストーンの刺繍

このドレスは、イヴ・サンローランが「アフリカン・ルック」で発表しました。

ピカソやマティスが見たアフリカのプリミティブな美を、ファッションの表舞台に引き上げました。

 

クリストバル・バレンシアガ

1960年代のファッション03 クリストバル・バレンシアガアフタースキー・アンサンブル クリストバル・バレンシアガ 1967年冬
「華麗なるオートクチュール展」図録より

 

  • アフタースキー・アンサンブル
    クリストバル・バレンシアガ
    1967年冬
    布地の角を生かしたチュニック
    茶と白の千鳥格子ウールジャージー
    パンツは白いうね織りのウールの二重織り

クリストバル・バレンシアガは、1968年に引退しました。

 

マリー・クワント

マリー・クワント02マリー・クワント(中央) 1967年
「もっとも影響力を持つ50人のファッションデザイナー」より
ISBN978-4-7661-2374-6

 

  • クワント・ルック
    1967年
    ヒールのない靴
    不透明なタイツ
    ミニスカート
    ボクシー・フィット
    ショートヘア

マリー・クワントは、1965年にミニスカートを発表しました。

 

アンドレ・クレージュ

1960年代のファッション04 アンドレ・クレージュドレス アンドレ・クレージュ 1967年ころ
「FASHION A History from the 18th to 20th Century」より

 

  • ドレス
    アンドレ・クレージュ
    1967年ころ
    黒の綿ウール
    白い同素材で装飾
    前中心にプラスチックのファスナー

1965年アンドレ・クレージュは、「ミニ・スタイル」をオートクチュールで発表しました。

 

パコ・ラバンヌ

パコ・ラバンヌ02ドレス パコ・ラバンヌ 1967年ころ
「FASHION A History from the 18th to 20th Century」より

 

  • ドレス
    パコ・ラバンヌ
    1967年ころ
    銀色のアルミニウム板を真鍮の金具でつなぎ合わせたワンピース・ドレス

パコ・ラバンヌは、幾何学的で硬質な素材に美しさを見出しました。

 

同時代を書いた記事に、

があります。

他の時代のファッションは、以下を参考にしてください。

 

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