写真で見る1920年代のファッション

1920年代のファッションの特徴は、アール・デコ・スタイルでしょうか。
他にも、ジャポニスムの影響を受けたスタイルなどもありそうです。

 

ポール・ポワレ

1920年代のファッション02 ポール・ポワレドレス ポール・ポワレ 1920年代
「ファッションとアート 麗しき東西交流」図録より
ISBN978-4-89737-894-7

 

  • ドレス
    ポール・ポワレ
    1920年代
    グレーと黒の絹クレープのワンピース・ドレス
    絞り染め
    地は分銅繋ぎ文と梅文の絞織
    首に回して垂らすときものの衿のようになるボウ・カラー
    ウエストにゴム入り
    衿ぐり左前に明き
    スナップによる開閉
    ドレスと共布の黒のベルトは、帯風の仕上げ

ポール・ポワレは、偉大なる折衷主義者でした。

ポール・ポワレは1924年に、1回目の破産をします。

 

キャロ姉妹

1920年代のファッション03 キャロ姉妹イブニング・ドレス キャロ姉妹 1922年冬
「ファッションとアート 麗しき東西交流」図録より

 

  • イブニング・ドレス
    キャロ姉妹
    1922年冬
    金・銀ラメで草花文様を織り出した絹ブロケードのワンピース・ドレス
    ビーズ刺繍
    ウエスト中央と肩ストラップにビーズのタッセル飾り
    トレーン付き

キャロ姉妹は、金銀のラメ使いにセンスを発揮しました。

 

リバティ商会

リバティ商会05イブニング・ドレス リバティ商会 1924年ころ
「ファッションとアート 麗しき東西交流」図録より

 

  • イブニング・ドレス
    リバティ商会
    1924年ころ
    ラベンダーと銀色ラメによる風景柄の絹ジャガードのワンピース・ドレス
    右腰にビーズ刺繍と、銀糸とビーズのフリンジ飾り付き

1890年から1932年まで、リバティ商会のパリ支店が開設されました。

この期間は、パリモードでジャポニスムの影響が強まった時期と重なります。

 

マドレーヌ・ヴィオネ

1920年代のファッション04 マドレーヌ・ヴィオネコート マドレーヌ・ヴィオネ 1925年ころ
「ファッションとアート 麗しき東西交流」図録より

 

  • コート
    マドレーヌ・ヴィオネ
    1925年ころ
    黒い絹ベルベット
    シャーリングによる装飾
    衿は白いイタチ科の毛皮付き
    ライニングは植物柄のラメ・ジャガード
    中綿入り

マドレーヌ・ヴィオネは自身を、
「ただの仕立屋だけど、クリエイターでもある珍しいタイプ。」
と言っていました。

 

ソニア・ドローネー

ロシア・アバンギャルド04 ソニア・ドローネコート ソニア・ドローネー 1925年ころ
「FASHION A History from the 18th to the 20th Century」より

 

  • コート
    ソニア・ドローネー
    1925年ころ
    ブラウンのウール全面に毛糸と絹糸で刺繍

ソニア・ドローネーは、ロシア出身の画家・デザイナーです。

色彩を軸とした抽象画をはじめ、広く装飾芸術の分野で活躍しました。

 

ルシアン・ルロン

ルシアン・ルロン02イブニング・ドレス ルシアン・ルロン 1920年代中期
「FASHION A History from the 18th to the 20th Century」より

 

  • イブニング・ドレス
    ルシアン・ルロン
    1920年代中期
    ペール・ピンクの絹シフォンのワンピース・ドレス
    ペタルを全身に留め付けている
    ラインストーン、シルバー・ビーズ、金色の皮革で植物模様の刺繍
    ロー・ウエストにベルト風の刺繍

ルシアン・ルロンは、両親のメゾンを引き継ぎました。

商才を発揮して、メゾンを発展させました。

 

エドワード・モリヌー

エドワード・モリヌー02イブニング・ドレス エドワード・モリヌー 1926年ころ
「ファッションとアート 麗しき東西交流」図録より

 

  • イブニング・ドレス
    エドワード・モリヌー
    1926年ころ
    ベージュと金ラメの絹ジャガードのワンピース・ドレス
    菊文様を織り出している
    背に共布のパネル
    ロー・ウエストにドレープ

エドワード・モリヌー最初、イラストレーターとして、ファッションの世界に入りました。

 

シャネル

シャネル06デイ・アンサンブル シャネル 1928年ころ
「FASHION 18世紀から現代まで」より

ISBN978-4-88783-282-4

 

  • デイ・アンサンブル
    シャネル
    1928年ころ
    ジャケットとスカートは一枚仕立ての黒いウール・クレープ
    セーターは白いウール・ジャージ 

シャネルは男性服のエッセンスを取り入れた、

  • スポーティ
  • 機能的

な全く新しいエレガンスを誕生させました。

 

ジャンヌ・ランバン

1920年代のファッション05 ジャンヌ・ランバンイブニング・ドレス ジャンヌ・ランバン 1928年ころ
「ファッションとアート 麗しき東西交流」図録より

 

  • イブニング・ドレス
    ジャンヌ・ランバン
    1928年ころ
    黒い絹タフタのワンピース・ドレス
    黒い絹タフタのベルトに赤と金色の絹リボンをストライプ状にアップリケ

ジャンヌ・ランバンは、1923年冬には「NIPPONE」と題するデザイン画を残しています。

日本的なモチーフや形態を、積極的に採用しました。

 

ジャン・パトゥ

ジャン・パトゥ02ビーチ・ウェア ジャン・パトゥ 1929年
「FASHION A History from the 18th to the 20th Century」より

 

  • ビーチ・ウェア
    ジャン・パトゥ
    1929年
    黒のレーヨン・ニットのジャンプスーツ
    同素材のケープ付き

ジャン・パトゥは、日常着としても着用できるスポーツ・ウエアを得意としました。

ジャン・パトゥは、ファッションがより着心地のよいものになるように働きかけました。

同時代を書いた記事に、

があります。

他の時代のファッションは、以下を参考にしてください。

 

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