ディースクエアードのミラノのレストランへ

双子のディーン&ダン・ケイティン兄弟がデザインする、ディースクエアードのレストランがあります。
ミラノに、どんな空間が出現したのでしょうか?

 

ディーン&ダン・ケイティン兄弟

ディースクエアードのレストラン02ディーン(右)とダン(左)・ケイティン兄弟
「ELLE DECO No.134 2014年10月号」より

 

ディーン&ダン・ケイティン兄弟

ディースクエアードのデザイナー

カナダ出身でイタリアの血を引く

  • 1991年 ミラノを拠点に活動を開始
  • 1994年 メンズコレクションを発表
  • 2003年 レディースコレクションを発表

ディーン&ダン・ケイティン兄弟が、ブランド本社の屋上にレストラン「チェレジオ7」をオープンしました。

 

ラウンジコーナー

ディースクエアードのレストラン03ラウンジコーナー
「ELLE DECO No.134 2014年10月号」より

 

ディーン&ダン・ケイティン兄弟は、20世紀初頭に建てられた電気・エネルギー会社「ENEL」のビルを、自分たちのヘッドオフィスに改装しました。

ディーン&ダン・ケイティン兄弟が現地を訪れたとき、「チェレジオ7」のアイディアが浮かびました。

「チェレジオ7」のテラスは、ミラノの再開発地ポルタ・ヌオーヴァの新しいスカイラインを楽しめる絶好のポジションにあります。

「チェレジオ7」はレストランとしてだけでなく、バールとして終日カジュアルに利用できます。

この写真は、バールの脇にあるラウンジコーナーです。

シンメトリーに作られた対極のコーナーは、シガーバーになっています。

床に敷かれたラグが、コーナーを作り出します。

テラスに置かれた植物の緑が、目に鮮やかです。

私も5月になると、ベランダの植物の世話が楽しくなります。

 

テーブル 

ディースクエアードのレストラン04テーブル
「ELLE DECO No.134 2014年10月号」より

 

ディーン&ダン・ケイティン兄弟とともにインテリアを手がけたのは、

  • エミリアーノ・サルチ
  • ブリット・モラン

によるデュオ、ディモーレスタジオです。

「チェレジオ7」は、「1930年代のアメリカ」をテーマにしたレトロモダンで落ち着いた雰囲気です。

落ち着いた雰囲気の中に、

  • 素材

による視覚的な刺激を巧みに忍ばせました。

この写真のテーブルを境に、左右にシンメトリーな「双子」の空間が広がります。

 

地上階のエントランス

ディースクエアードのレストラン05地上階のエントランス
「ELLE DECO No.134 2014年10月号」より

 

「チェレジオ7」には、「デザイン・キャピトル」と呼ばれるミラノであえて無名のヴィンテージ家具を持ち込みました。

「チェレジオ7」は、今までミラノにありそうでなかった空間に仕上がっています。

この写真は、地上階のエントランスです。

夕刻のエントランスは、行列ができるほどです。

ここからエレベーターでルーフトップへと上がると、別世界が広がります。

 

2人掛けの席

ディースクエアードのレストラン062人掛けの席
「ELLE DECO No.134 2014年10月号」より

 

イタリアのレストランには珍しく、「チェレジオ7」には2人掛けの席がずらりと並びます。

ディモーレスタジオが好んで用いるブルーグレーの壁に、オブジェのような照明が引き立ちます。

赤いテーブルが印象的ですが、赤いテーブルは高田賢三の家でも使われていました。

金は、

  • ヴィクター&ロルフ
  • ダナ・キャラン

の家でも効果的に使われていました。

 

プール

ディースクエアードのレストラン07プール
「ELLE DECO No.134 2014年10月号」より

 

ディーン&ダン・ケイティン兄弟は、
「初めてルーフトップに上がったとき、素晴らしいパノラマに感動し、これを利用しない手はないと思ったんだ。」
と言います。

話題のルーフテラスには、なぜかプールが建物の両サイドに2つあります。

レストランのテーブルも、キッチンを中央に線対称に広がっています。

写真はレストラン左サイドのプールから眺める、夜のパノラマです。

ミラノの再開発エリア、ポルタ・ヌオーヴァの街並みが見渡せます。

 

参考文献

  • 「ELLE DECO No.134 2014年10月号」より
    Photos MAX ZAMBELLI

ファッションデザイナーの家は、以下も参考にしてください。