デザイン画を描いてみました

私はポートフォリオというページに、デザイン画やサンプルの写真をアップしています。
今回は、私のデザイン画の描き方を紹介します。

 

アイディアを落書きする

佐藤真樹のデザイン画02デザインのアイディア

 

私は初め、デザインのアイディアを落書きします。

いまは、コクヨの計算用紙(B5サイズ)に書いています。

本当はA4サイズの用紙に描きたいのですが、廃番になってしまいました。

A4サイズを使っていたときは、1枚の紙に10体くらいのアイディアを小さく描いていました。

B5サイズになってからは、わりと大きめに3体くらいの落書きを書いています。

筆記用具は、雑誌を買ったときにいただいた「マガジンハウス」の赤いロゴが入ったボールペンを使っています。

デザインのアイディアは、線を描くまではいつもありません。

落書きを始めると、自然とアイディアがわいてきます。

この落書きの、

  1. スカートのシルエット

を利用してデザイン画を描いてみました。

 

鉛筆で下書きする

佐藤真樹のデザイン画03デザイン画の下書き

 

次に、A4サイズの紙にデザイン画の下書きをします。

今回は、水彩用紙を使いました。

他には、ケント紙を使うこともあります。

下書きに使っている筆記用具は、ステッドラーの「マルス ルモグラフ 製図用高級鉛筆 3B」です。

私の下書きは筆圧が弱いので、鉛筆が長持ちします。

下書きの段階で、

  • シルエット
  • 服の構成
  • 着丈
  • バランス

などを、ある程度決めます。

ある程度というのは、筆を入れる段階でデザインを変更することがあるからです。

このドレスは、デザインのアイディアの段階ではツーピースドレスにも見えます。

今回はデザイン画の下書きの段階で、ワンピースドレスに決定しました。

ちなみに下書きは

  1. 眉毛
  2. 顔の輪郭
  3. 髪の毛
  4. 衿ぐり

の順番で描き、そのまま上から下へと描いていきます。

 

筆を入れる

佐藤真樹のデザイン画04筆を入れたデザイン画

 

次に、デザイン画に筆を入れます。

筆入れは、以前は筆ペンを使っていました。

筆ペンを使っていた理由は、持ち運びやすく扱いが簡単だったからです。

しかし筆ペンの表現に、納得いかないことがありました。

現在は筆を持ち運ぶ必要がないので、


  • アートギアプレミアム
    1210R
    0号
  • 墨汁

を使っています。

筆と墨汁の組み合わせで、自由な表現が可能になりました。

筆を入れるときも、下書きとほとんど同じ順番で描きます。

下書きの顔が気に入らなかったので、筆入れの段階で顔を変えました。

筆を入れるときは、迷いなく筆を運びます。

 

 

下書きを消す

佐藤真樹のデザイン画05下書きを消したデザイン画

 

デザイン画を描くなかで一番時間がかかるのが、墨汁の乾燥です。

学生のころの私は短気だったので、乾く前に消しゴムを使い紙が墨で汚れてしまうことがありました。

いまの私はじっと我慢して、乾くのを待っています。

使っている消しゴムは、ステッドラーの「マルス プラスチック」です。

ステッドラーの消しゴムは、簡単に下書きを消すことができます。

それから紙の表面に優しいので、とても使いやすいです。

 

パステルで着色する

佐藤真樹のデザイン画06着色したデザイン画

 

次はソフトパステルで、デザイン画に着色します。

使っているソフトパステルは、ホルベインのものです。

私が持っている色は、

  • #064(黒)
  • #175(赤)
  • #225(赤)
  • #827(茶)

の4色です。

ホルベインのソフトパステルは、透明円筒容器に入っています。

大きさは、直径10mm×高さ25mmです。

ふたを取ると、透明円筒容器に入ったままソフトパステルを使うことができます。

私は、紙にソフトパステルを直に塗ります。

そして指を使って、ソフトパステルを伸ばしていきます。

上の絵では、濃い黒になっているところにソフトパステルを直に塗りました。

そして指でソフトパステルを伸ばすと、グラデーションになります。

着色は、薄い色から行います。

黒は、どこまで黒くするか考えます。

白い部分が残っているくらいで、今回は塗るのをやめました。

着色が済んでも、これで終わりではありません。

フィキサチフを使って、パステルを定着しなければいけません。

フィキサチフは、ホルベインの「スプレーフィキサチフ」を使っています。

 

目を青く塗る

佐藤真樹のデザイン画07完成したデザイン画

 

最後に、目を青く塗ります。

これは、学生時代からの私の習慣です。

私のデザイン画は黒が多いので、色を使いたいと思いました。

いろいろ描いてみた結果、目を青くすることに決めました。

普段はベロールの色鉛筆を使っていましたが、無くなってしまいました。

今回は自宅にあった、ステッドラーの「カラト アクェレル 水彩色鉛筆」#3(青)を使いました。

ベロールの色鉛筆よりも、ステッドラーの色鉛筆の方が使いやすかったです。

私はデザイン画を描くとき、靴を描くことはほとんどありません。

文化服装学院の同級生に、
「佐藤さんの表現したいところを、もっと大きく描いた方がいいですよ。」
とアドバイスしてもらったからです。

デザイン画を大きく描くようになって、評価してもらえるようになりました。

このデザイン画は乾燥時間を入れなければ、5分もかからないで描けます。

デザイン画は、できるだけはやく描くことが大事だと思います。

私のデザイン画は、

にアップしてあります。

興味のある方は、ぜひご覧ください。