cool colors ピンク 服とインテリア

世の中には、ピンクの服が氾濫しています。
残念なことに、その服はとても醜いポリエステルのピンクベージュであることが多いのです。

 

ピンク

クールカラー ピンク02ピンクの花
「cool colors」より
ISBN978-1-84400-523-9

 

ピンクのイメージを、「服装造形論」から見てみましょう。

  • 1977年度
    桜、桃、さくらんぼ、リボン、子供服
    お人形の洋服、子供クレヨン、ロマンチスト
    さくら貝、春、中年男性の好むカラー
    スキャパレリ、合成甘味料、大人の女性
    かわいらしい、柔らかさ、派手、色気
    いやらしい、下品、どぎつい色気、平面的
  • 1980年度
    かわいさ、女の子、幼稚、派手、やわらかさ
    華やかさ、春、砂糖菓子、精神分裂、淡い
    桃、夢、桜、甘さ、愛らしさ、軽快、ばら
    プラスチック、元気、恥じらい、初々しさ
    あたたかさ、色気、レース、鮮烈、強烈
    毛糸、ふわふわ、セーター、口紅、つめ

ピンクにはかわいい女の子のイメージだけでなく、多くのイメージがあります。

ピンクを使って、いろいろな表現ができそうです。

 

ピンクの椅子

クールカラー ピンク03ピンクの椅子
「cool colors」より

 

これは、ピンクの布地を貼った椅子です。

椅子全体がピンクなのではなく、張地だけがピンクなので落ち着いています。

椅子が、部屋に華やかさを加えています。

オレンジに緑のチェックのクッションのおかげで、カジュアル感が出ています。

クッションは、とても便利なアイテムです。

私の家でもあと2個、クッションを増やしたいと思っています。

ここで使われているピンクは、はっきりとした鮮やかなピンクです。

 

ピンクの壁

クールカラー ピンク04ピンクの壁
「cool colors」より

 

写真を見ると、壁は天然素材でできているように見えます。

この天然素材の壁が、淡いピンクに染まっています。

右に見える奥の部屋には、鮮やかなピンクの壁が見えます。

この対比が、奥行き感を出しています。

淡いピンクの壁だけだと、とても甘い部屋になりそうです。

オットマンとソファーの鮮やかなピンクが、甘さだけにならないようにうまく働いています。

暖炉の存在が、この部屋を物語っているようです。

 

1960年代のピンクの部屋

クールカラー ピンク05ピンクの部屋
「idee per la casa」より

 

以前紹介した、「idee per la casa」からの写真です。

1960年代の、イタリアのインテリアです。 

現代とはまったく違う、サイケデリックな色使いです。 

ピンクの壁に、赤い窓枠と赤い家具の組み合わせです。

この部屋には、何気なく名作家具がたくさん置いてあります。

この部屋に住もうと思ったら、パワーがいりそうです。

しかしこの部屋で服を作ったら、すごく面白いものができそうです。

 

ピンクの椅子

クールカラー ピンク08 インテリア ビッグゲームBold chair ビッグゲーム
「ELLE DECOR No.113 2011年4月号」より

 

  • Bold chair
    ビッグゲーム
    曲げ木の椅子を現代的にアップデートしたデザイン
    スチールフレーム+ポリウレタンフォーム+テキスタイルカバー
    W390×D530×H775、SH465mm
    Moustache社

ビッグゲームがデザインした、「Bold chair」を選んでみました。

2本のスチールパイプを、太字(Bold)のように柔らかく曲げています。

「ELLE DECOR No.113 2011年4月号」p114には、

  • ピンクは最も幸せな気分にしてくれるカラー。
  • 大人な部屋を目指す人は、マゼンダ系かペールトーンを選んで。
  • 色に抵抗がある人も、淡い色からなら挑戦しやすい。

とあります。

 

ピンクの布

布地02 イヴ・サンローランイヴ・サンローランのピンクの布
「YVES SAINT LAURENT」より
ISBN978-0-8109-9608-3

 

イヴ・サンローランの、布地見本です。

淡いピンクから、赤に近いピンクまであります。

ピンクの布を使って服を作るとしたら、どんな服を作りましょうか?

こんなに見本があると、想像が膨らみます。

普段黒でデザインしている服をピンクにしたら、どんな感じになるでしょうか。

そういえば私は、ピンクのデザイン画を以前何枚か描いていました。

淡いピンクのデザイン画が多いので、今度鮮やかなピンクで描いてみようと思います。

 

ピンクのボタン

クールカラー ピンク06ピンクのボタン
「THE BOOK OF BUTTONS」より
ISBN0-86318-843-5

 

ピンクのボタンは、貝ボタンを選びました。

貝ボタンのピンクは、上品な感じがします。

こういうボタンなら、白いシャツにつけても良さそうです。

日暮里の熊谷商事に行ったとき、たくさんのボタンを見ました。

最近はボタンを見る機会が少なかったので、いろいろな店を回ってボタンを見ることにします。

 

ピンクの服

クールカラー ピンク07ドレス イヴ・サンローラン 1978年
「YVES SAINT LAURENT」より

 

  • ドレス
    イヴ・サンローラン
    フクシア(赤紫)のサテン
    黒いベルベットのちょう結びのリボン
    1978年オートクチュールコレクション
    1978年アメリカン・ヴォーグ10月号
    写真:アーサー・エルゴート

私はピンクの服を作ったことはありませんが、ピンクの服の思い出があります。

それは、30年くらい昔の話です。

私は、ヨウジヤマモトプールオムの白いシャツを買いました。

私は迂闊にも、このシャツをクリーニングに出してしまいました。

クリーニング店から帰ってきたシャツは、真っ白で変なプレス跡が付いていました。

私はお気に入りのシャツを、台無しにされてしまいました。

どうにかしてこのシャツを着たいと思い、ダイロンという染料で赤く染めました。

染め上がったシャツは、とてもきれいなピンクになっていました。

そのシャツは、どこにも売っていないピンクのシャツになりました。

ピンクに染まったシャツを黒いセットアップと一緒に着ると、とてもかっこよく見えました。

このシャツを着るたびにたくさんの人が
「そのシャツ、とてもきれいなピンクですね。
佐藤さんに似合ってますね。」
と言ってくれました。

上の写真は、イヴ・サンローランのドレスです。

とても力強い、ピンクのドレスです。

 

cool colors シリーズは、以下も参考にしてください。

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