cool colors アースカラー 服とインテリア

1990年ころ、アースカラーという言葉が流行りました。
インテリアに、アースカラーはすんなりとなじみます。

 

アースカラー

クールカラー アースカラー01 インテリアバタフライスツール
「cool colors」より
ISBN978-184400-523-9

 

フローリングや木製の椅子があると、それだけでアースカラーの比率が高くなります。

私の家には木製の椅子がたくさんあるので、全体的に木の色におおわれています。

木の色を減らしたい場所には、白いペーパーラグを敷いています。

昨日huluで、「大草原の小さな家」を見ました。

部屋のなかがアースカラーだらけになると、「大草原の小さな家」になりそうです。

それはちょと、避けたい心境です。

そのためには、他の色をバランスよく配置することが重要です。

この写真には、柳宗理デザインのバタフライスツールが置いてあります。

バタフライスツールには、

  1. メープル
  2. ローズウッド

の2色があります。

写真のバタフライスツールは、ローズウッドです。

 

アースカラーの部屋

クールカラー アースカラー02 インテリアアースカラーの部屋
「cool colors」より

 

この部屋は、アースカラーに白をうまく混ぜています。

とても、清潔感が出ています。

このように背もたれの高いソファーは、簡単にプライベート空間を確保できて便利です。

最初の写真の曲線を生かしたインテリアと対照的に、こちらの空間は直線をうまく使っています。

直線的で痛そうに見える部分に、柔らかいクッションを置いています。

居心地も、とても良さそうです。

 

アースカラーの椅子

クールカラー アースカラー03 インテリアS-チェア
「cool colors」より

 

この写真には、トム・ディクソンが1988年にデザインしたS-チェアが2脚あります。

厚いイグサ細工で、金属のフレームを覆っています。

S-チェアがあるだけで、部屋全体がアースカラーのイメージになります。

存在感のある椅子は、部屋全体のイメージを決めることができます。

右端のサボテンと、良くあっています。

 

アースカラーのイメージ

クールカラー アースカラー04 インテリアアースカラーのイメージ
「open-plan living」より
ISBN978-1-84597-556-2

 

「cool colors」には、アースカラーの項目に、

  • チョコレート
  • ブラウン
  • テラコッタ
  • ストーン
  • ウッド

などの色が、記載されています。

この写真には、

  • 木の扉
  • 石畳
  • 大きい石

があります。

上の3枚の写真と比べて、プリミティブなアースカラーと言えるでしょうか。

 

アースカラーの布

クールカラー アースカラー05 布アースカラーの布
「cool colors」より

 

cool colorsの白と青の回では、イヴ・サンローランの布を紹介しました。

アースカラーの布は、イヴ・サンローランの布見本帳にはありませんでした。

今回は、「cool colors」から布を紹介します。 

この布は、インテリア用の布です。

服に使う布とインテリアに使う布は、全く違います。

インテリアに合う色が、服に使える色であるとは限りません。

 

アースカラーのボタン

クールカラー アースカラー06 ボタンアースカラーのボタン
「THE BOOK OF BUTTONS」より
ISBN0-86318-843-5

 

私が好んでよく使うボタンが、アースカラーのボタンです。

  1. 水牛の角のボタン
  2. 木のボタン

など、とても良いボタンがあります。

真っ黒なボタンやベタ塗りのボタンよりも、色が不均等だったり柄の入り方がバラバラのボタンの方が私は好きです。

 

アースカラーの服

クールカラー アースカラー07 エルメス ジャン=ポール・ゴルチエジャン=ポール・ゴルチエによるエルメス 2004年秋冬
「The Fashion World of Jean Paul Gaultier」より
ISBN978-1-4197-0002-6

 

  • ジャン=ポール・ゴルチエによるエルメス
    2004年秋冬プレタポルテコレクション
    「レザー・ケリー・コルセット」

アースカラーを使うのがうまいファッションデザイナーは、ジャン=ポール・ゴルチエです。 

ロメオ・ジリも、アースカラー使いがうまいファッションデザイナーでした。

以前「日本人のファッションデザイナーは色の使い方が下手」と、よく言われていました。

特にアースカラー(中間色)の使い方が、日本人のファッションデザイナーは下手でした。

アースカラーは、本当に難しい色です。

日本人が使うと、ただの地味な服になりがちです。

ジャン=ポール・ゴルチェは、中間色が本当に上手です。

アースカラーを見てきて、気付いたことがありました。

同じアースカラーでも、

  1. インテリア・使いたい色
  2. ボタン・・・使いたい色
  3. 服・・・・・使いたくない色

とアイテムが違うと、「使いたい色」「使いたくない色」と全く印象が変わってしまいます。

アースカラーは、本当に不思議な色です。

 

cool colors シリーズは、以下も参考にしてください。