1920年代のシャネルの服

突然、1920年代のシャネルの服を見たくなりました。
1920年代のシャネルは、どんな服を作っていたのでしょうか?

 

1920年代のシャネル

シャネル09シャネル 1929年
「もっとも影響力を持つ50人のファッションデザイナー」より
ISBN978-4-7661-2374-6

 

  • 写真のシャネル
    1929年

    自分がデザインしたスリーピース
    ニットカーディガン、スーツをまとっている

1920年代のシャネルの様子を、書き出してみます。

  • 1920年 カンボン通りに店を拡張
  • 1921年 香水「No.5」ついで「No.22」発売
         フォーブル・サントレノ29番地に居を構える
  • 1922年 海辺におけるパジャマ・スタイルを提案
  • 1923年 ウエストミンスター公爵と出会う
  • 1924年 香水会社「シャネル」創設。社長となる
         黒のプテット・ローブを提案
  • 1925年 「アール・デコ展」開催
         シャネル出品
         香水「ガルデニア」発売
  • 1926年 プリーツのスカート、レインコート、
         金ボタンのブレザー、水兵帽を発表
         香水「ポワ・デ・ジル」発売
  • 1927年 香水「キュィール・ド・リュシィ」発売
  • 1928年 ツィードを開発し、最初のツィードスーツを発表
  • 1929年 アクセサリー部門を開く
         肩にパッドを入れる

 

コート

シャネル10コート シャネル 1920年
「FASHION A History from the 18th to the 20th Century」より
ISBN978-3-8365-5719-1

 

  • コート
    シャネル

    1920年
    ダークブラウンのベルベット
    スタンドカラー
    共布の脇身頃
    ロー・ウエストにピンタック
    金色に塗った貝ボタン
    金属のビーズがついた帽子

こちらは、活動的なスタイルのコートです。

小ぶりな帽子も、シャネルらしさを感じます。

 

ロー・ウエスト

シャネル11イブニング・ドレス シャネル 1920年
「FASHION A History from the 18th to the 20th Century」より

 

  • イブニング・ドレス
    シャネル

    1920年
    茶色の絹シャルミューズの上に
    花柄刺繍されたシルク・チュールを重ねている

このイヴニング・ドレスは、ロー・ウエストでサッシュを巻いています。

このサッシュが、ペグトップ・スカートのようなシルエットを作っています。

 

手仕事

シャネル12ドレス シャネル 1926年
「FASHION A History from the 18th to the 20th Century」より

 

  • ドレス
    シャネル

    1926年
    オフホワイトのシルク・シフォン
    ピンタックを取ったケープ
    スカートは15枚のパネルからできている
    アンダー・ドレスはシルクのクレープデシン

このドレスは、ケープとスカートにピンタックを取っています。

複雑なピンタックの取り方が、オートクチュールの手仕事を感じさせます。

オートクチュールの手仕事が、シャネルのデザインによって現代的によみがえっています。

 

プテット・ローブ・ノワール

シャネル13ドレス シャネル 1927年
「FASHION A History from the 18th to the 20th Century」より

 

  • ドレス
    シャネル

    1927年
    黒の絹クレープ・バックサテンのワンピース・ドレス
    ロー・ウエストの直線的なシルエット
    後ろ中心には衿から続くボー飾り

シャネルは1924年に、黒のプテット・ローブ(プテット・ローブ・ノワール)を発表しました。

このドレスは、簡素な膝丈の黒いドレス「プテット・ローブ・ノワール」の一例です。

プテット・ローブ・ノワールは、「新時代の女性ユニフォーム」と評されました。

プテット・ローブ・ノワールは、シャネルの代名詞とも言えるスタイルになりました。

 

デイ・アンサンブル

シャネル14デイ・アンサンブル シャネル 1927年
「FASHION A History from the 18th to the 20th Century」より

 

  • デイ・アンサンブル
    シャネル

    1927年
    コートとドレスのセット
    プリントされた茶色のクレープデシンのドレス
    ロー・ウエスト
    フラウンス・スカート
    茶色のベルベットのコート
    ライニング(裏地)は、ドレスと同じクレープデシンを使用

シャネルはよく、ジャケットやコートのライニングとブラウスやワンピースの布地を同じにします。

コートとドレスの見た目が、とてもいいです。 

ドレスとライニングが同じ布地なので、静電気も起きにくいでしょう。

 

まとめ

今回は、1920年代に絞ってシャネルの服を見ました。

1920年代の特徴である、

  • ストレートシルエット
  • ロー・ウエスト
  • 膝丈スカート

がシャネルの服に見られました。

その中にも、シャネルのアイデアが数多く反映されていました。

以下のページと比較すると、その様子がよく分かります。

1920年代のファッションは、

シャネルについては、

を参考にしてください。