ブルーノ・ムナーリ展 横須賀美術館

6年も前の展覧会なのに、今でも思い出す展覧会があります。
「ブルーノ・ムナーリ展 アートの楽しい見つけ方」です。

 

ブルーノ・ムナーリ展

ブルーノ・ムナーリ02「ブルーノ・ムナーリ展」カタログ表紙

 

ブルーノ・ムナーリ展
アートの楽しい見つけ方

  • 開催場所:横須賀美術館
  • 開催期間:2010年6月26日-2010年8月29日
  • 開館時間:10:00-19:00

6年も前の、展覧会です。

カタログや写真を見ると、当時の感動がよみがえります。

 

ブルーノ・ムナーリ

ブルーノ・ムナーリ03コンポジション 1950/1989 シルクスクリーン
「ブルーノ・ムナーリ展」カタログより

 

ブルーノ・ムナーリ

  • 1907年 イタリアのミラノに生まれる
  • 1913年 イタリアの小都市パディア・ポレジネに移り住む
  • 1925年 ミラノに戻り、グラフィック・デザインのスタジオで働きはじめる
  • 1927年 未来派の詩人エスコンダメと出会い、未来派第2世代に属するグループに参加
  • 1930年 最初の作品となる機械「軽やかな機械」を発表
  • 1934年 ディルマ・カルネヴァリと結婚
  • 1937年 マリネッティの「イル・ポエマ・デル・ヴェスティート・ディ・ラテ」
         の挿絵を手がける
  • 1942年 絵本「ムナーリの機械」を出版
  • 1945年 児童のための新しい様式の絵本10種を計画
         7種が刊行され、2種は後年実現される
  • 1948年 ミラノでMAC(Movimento Arte Concreta:具象芸術運動)を設立
  • 1950年 最初の「読めない本」を発表
         ミラノのウマニタリーアの 職業学校でグラフィックアートを教える
  • 1952年 最初の「陰と陽」の作品を発表
  • 1954年 ベネツィア、ビエンナーレで、新型噴水を企画、設計
         おもちゃの猿「子ざるのジジ」がコンパッソ・ドーロ(金のコンパス賞)を受賞
  • 1955年 卓上用アイスペール・ジャー「510」型がコンパッソ・ドーロを受賞
  • 1957年 「読めない本」がミラノのトリエンナーレでの金メダルを受賞
  • 1961年 「くりかえしの構成」を発表
  • 1963年 イタリア共和国大統領より工業デザイン界での功績に対して金メダルを授与される
  • 1964年 最初の「読めない文字」を発表
  • 1967年 アメリカのハーバード大学で視覚情報伝達の講義を担当
  • 1971年 ウルム・シュピール・グート賞を受賞(1973、87にも受賞)
  • 1974年 「遠くから見ると島だった」にニューヨーク科学アカデミーより
         「子どものための科学の本賞」が与えられる
  • 1979年 ダネーゼ社から「本に出会う前の本」を出版
  • 1980年 「オイル・オン・キャンパス」の作品を発表
  • 1995年 この頃から体調をこわし、外出が少なくなる
  • 1998年 ミラノで死去(9月30日) 

私は、ブルーノ・ムナーリが好きです。

家には、ブルーノ・ムナーリの本が数冊あります。

 

「ブルーノ・ムナーリ展」の内容 

ブルーノ・ムナーリ04サラダのバラ 1974年 
「ブルーノ・ムナーリ展」カタログより

 

ブルーノ・ムナーリの作品と、横須賀美術館の雰囲気がとても合っていました。

展覧会は、ブルーノ・ムナーリのいろいろな種類の作品が展示されていました。

部屋ごとにテーマがあり、体験型の作品もありました。

展示のテーマは、

  1. 機械とアート
    ・・・ムナーリの原点
  2. アートによるコミュニケーション
    ・・・グラフィックワークを中心に
  3. 空間を豊かにするアート
    ・・・彫刻、オブジェ
  4. 生活を豊かにするアート
    ・・・プロダクトデザイン
  5. 手のひらのアート
    ・・・ムナーリの本たち
  6. アートと遊ぼう
    ・・・ムナーリの遊具

の6章からなっています。

実際に、展示物を手にとって遊べるコーナーもありました。

 

横須賀美術館

ブルーノ・ムナーリ06 横須賀美術館横須賀美術館

 

横須賀美術館は、当日であれば再入場が可能でした。

一旦外に出て、海を見ることもできます。

美術館の屋上に上がって、散歩することもできます。

外で気分転換してから、もう一度展覧会の気になったところを見ることができます。

とても面白い、体験でした。

 

横須賀美術館の構造 

ブルーノ・ムナーリ05 横須賀美術館横須賀美術館

 

横須賀美術館の設計は、建築家の山本理顕です。

吹き抜けの展示ギャラリーは、自然光を取り込むために鉄の内壁に穴が開けられています。

そして塩害を防ぐために、ガラスで囲まれています。

横須賀美術館は、外観がガラスに覆われた特徴的な構造になっています。

上の写真は、外観のガラスと美術館の本体の間から、海が見えています。

とても面白い、美術館でした。

ぜひ、また訪れたいです。