1924年〜1964年のビーチウェアと水着

スポーツウェアを抜きに、現在のファッションを語ることはできません。
過去のファッションデザイナーは、ビーチウェアにどのようにアプローチしたのでしょうか。

 

1924年 シャネル

ジャン・コクトー11 青列車 シャネルシャネルによる「青列車」衣装
「もっとも影響力を持つ50人のファッションデザイナー」
ISBN978-4-7661-2374-6より

 

ジャン・コクトーの台本で、1924年に「青列車」(バレエ)が初演されました。

「青列車」の衣装を、シャネルが担当しています。

シャネルはこの衣装を、スポーツウェアに着想を得てデザインしました。

 

1929年 ジャン・パトゥ

ジャン・パトゥ02ビーチウェア ジャン・パトゥ 1929年
「FASHION A History from the 18th to the 20th Century」より
ISBN978-3-8365-5719-1

 

  • ビーチウェア
    ジャン・パトゥ
    1929年
    黒のレーヨン・ニットのジャンプスーツ
    同素材のケープ付き

ジャン・パトゥは、日常着としても着用できるスポーツウェアを得意としました。

ジャン・パトゥは、

  1. スポーツウェア(カジュアルウェア)
  2. テニスウェアのスカート
  3. リゾート・ウェア
  4. ニットを使用したスウィムウェア

などを提案しました。

 

1930年 エルザ・スキャパレリ

エルザ・スキャパレリ07ビーチウェア 1930年 エルザ・スキャパレリ
「FASHION A History from the 18th to the 20th Century」より

 

  • ビーチウェア
    エルザ・スキャパレリ
    1930年
    フレンチ・ヴォーグ
    写真:ジョージ・ホイニンゲン=ヒューン

エルザ・スキャパレリは、

  • セーター
  • ビーチウェア

などのアイテムから、ファッションデザインをスタートしました。

 

1933年 エルテ

エルテ04エルテ 1933年
「100 years of Fashion Illustration」より
ISBN978-1-85669-462-9

 

  • エルテ
    ” ハーパーズ・バザー ” 1933年6月号
    表紙

エルテは、「ガゼット・ドゥ・ボン・トン」などの高級ファッション誌でイラストレーターとして活躍していました。

1915年から「ハーパーズ・バザー」誌の表紙にイラストを提供し始めました。

1915年から1937年の間に、「ハーパーズ・バザー」誌の200以上の表紙をデザインしました。

 

1948年 クレア・マッカーデル

ビーチ・ウェア02 クレア・マッカーデル水着 クレア・マッカーデル 1948年
「FASHION A History from the 18th to the 20th Century」より

 

  • 水着
    クレア・マッカーデル
    ” ハーパーズ・バザー ” 1948年5月号
    写真:ルイーズ・ダール=ウォルフ

クレア・マッカーデルは、ゆったりとしたレジャー着とスポーツ着に力を入れました。

1937年にクレア・マッカーデルは、

  1. 内側に張り骨がない
  2. 余分な構造がない
  3. パッドが使われていない

ゆったり体になじむ水着を発表しました。

クレア・マッカーデル自身、

  • スキー
  • 乗馬
  • ハイキング

などのスポーツに夢中でした。

 

1948年 セシル・ビートン

セシル・ビートン06セシル・ビートン 1948年
「The Essential Cecil Beaton」より
ISBN978-3-8296-9609-7

 

  • セシル・ビートン
    「サマーモード」
    1948年

セシル・ビートンは写真で、夏の海辺の服を切り取りました。

 

1964年 ルディ・ガーンライヒ

ルディ・ガーンライヒ05トップレス水着 ルディ・ガーンライヒ 1964年
「FASHION 18世紀から現代まで」より
ISBN978-4-88783-282-4

 

  • トップレス水着「モノキニ」
    ルディ・ガーンライヒ
    1964年
    黒とベージュのストライプのウール・ジャージー
    ウエストから上はストラップのみ

ルディ・ガーンライヒの考えは、

  1. 裸体は性的なものではない
  2. 水着は女性をモノ化するためのものではない

というものでした。