アズディン・アライア

1940年ごろチュニジアで生まれた、このファッションデザイナーの思い出は30年くらい前にさかのぼります。

 

アズディン・アライア

アズディン・アライア01アズディン・アライア
「ヴィジョナリーズ」より
ISBN978-4-86020-148-7

 

アズディン・アライア

  • 1940年 チュニジアに生まれる
  • 1955年 彫刻を簡単に勉強する
  • 1957年 パリに移住
         ディオールのメゾンで5日間だけ働いたのち、
         ギ・ラロッシュのテーラー部門へ
  • 1960年 個人の仕立て屋兼
         コンテス・ド・ベルジェールのプライベート・アシスタントとして働く
  • 1965年 婦人服店を開く
  • 1979年 数点の作品がエルで紹介される
  • 1981年 既製服コレクションを立ち上げる
         パリ・ファッション・ウィークへの参加は拒否
  • 1985年 「007 美しき獲物たち」のグレース・ジョーンズの衣装をデザイン
  • 1998年 オランダのフローニンゲン美術館で作品回顧展を開催
  • 2000年 プラダとパートナーシップ契約を結ぶ
         ニューヨークのグッゲンハイム・ギャラリーで作品の回顧展を開催
  • 2003年 最初のオートクチュール・コレクションを発表

 

マリクレール・ビスの写真

アズディン・アライア05ドレス アズディン・アライア 2008年
「100 CONTEMPORARY FASHION DESIGNERS」より
ISBN978-3-8365-5724-5

 

  • Photography : Alasdair Mclellan
    Fashion Director : Edward Enninful
    Model : Jourdan Dunn
    2008年11月

1980年代後半から1990年代の前半にかけて、「マリクレール ビス」という雑誌がありました。

この「マリクレール ビス」に、アズディン・アライアの服が載っていました。

  • 黒いジャケットとスカートのセットアップ
  • 白いブラウス

を着た、美しいモデルが写っていました。

このように書くと、とても普通のコーディネートのように思えますが、本当に美しいスタイルでした。

このときアズディン・アライアは、私の好きなファッションデザイナーの1人になりました。

 

アズディン・アライアのインタビュー 

アズディン・アライア02ヨウジヤマモトのコーディネトをするアズディン・アライア

 

私がとても好きな、アズディン・アライアのインタビューがあるので紹介します。

できあがらないものはしょうがないでしょう。
どうしてそれを苦にする必要がありますか?
そんなことは気にしない、どうでもいいことです。
わざと遅れているわけじゃないし、僕の生活の何かしらが仕事の妨げとなることもありますよ。
たとえば、犬が病気だったら、僕はショーの準備をするよりも犬の面倒を見るでしょう。

結果的には、こういった選択をしてきたことで、僕は多くのものを失っているのです。
初めのうちから、たくさんお金を稼ぎたいと思っていたなら、そうもできたでしょう。
ラガーフェルドみたいに、いやそれ以上にね。
けれど、僕はファッションの亡者ではありません。
人生にはファッションよりも大切なものがあるんです。そうでしょう?

「ヴィジョナリーズ」p60より引用
ISBN978-4-86020-148-7

 

僕はファッションの亡者ではありません

アズディン・アライア03アズディン・アライアのドレス 1980年代後半
「FASHION 18世紀から現代まで」より 
ISBN978-4-88783-282-4

 

  • ドレス
    紺色のレーヨン・ライクラのワンピース・ドレス
    大きいVネック
    裾に切り替え、プリーツ

 

アズディン・アライアは、ファッションの亡者ではありませんでした。

ファッションの亡者でなかったからこそ、アズディン・アライアは今でも美しい服を作り続けることができるのです。

 

アズディン・アライアの服 

アズディン・アライア04アズディン・アライア
「PARISオートクチュール世界に一つだけの服」展より

 

アズディン・アライアの服は、不思議にもロンハーマンに置いてありました。

今でも、美しさを放っています。

多くの方に、アズディン・アライアの服の美しさを見ていただきたいです。

アズディン・アライアについては、以下も参考にしてください。

 

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