イラストレーター アントニオ・ロペス

アントニオ・ロペスは、文化服装学院の担任の先生が好きなイラストレーターでした。
先生の授業で、何度もアントニオ・ロペスの名前を耳にしました。

 

アントニオ・ロペス

アントニオ・ロペス イラストレーション02イラストレーション アントニオ・ロペス 1968年
「100years of Fashion Illustration」より
ISBN978-1-85669-462-9

 

  • イラストレーション
    アントニオ・ロペス

    ”イギリス版ヴォーグ”のオリジナル 1968年4月号
    紙に鉛筆とカラーオーバーレイ・フィルム

アントニオ・ロペス

  • 1943年   プエルトリコに生まれる
  • 12歳     ニューヨークのファッション工科大学(FIT)に進学
  • 17歳     WWDのアートスタッフ
  • その後    フリー
           ヴォーグ、ハーパースバザー、エル、インタビューなどの
           ファッションイラストレーションを手がける
  • 60年代初め  ポップアートのスタイル
  • 60年代後半  サイケデリックなヒッピースタイル
  • 1969年   パリに移住
  • 1987年   死去 

 

学生時代の私とアントニオ・ロペス

アントニオ・ロペス イラストレーション03イラストレーション アントニオ・ロペス 1972年
「100years of Fashion Illustration」より

 

  • イラストレーション
    アントニオ・ロペス

    1972年
    Capezioのオリジナル
    紙に木炭と鉛筆

学生時代、担任の先生に「アントニオ・ロペス」と言われても正直私にはピンときませんでした。

10代、20代の私は、1970年代の文化が嫌いだったのです。

私は、1970年代のくどい表現が苦手でした。

つい最近まで、’70年代の音楽も聴かないほどでした。

学生時代の私には、アントニオ・ロペスは1970年代のイラストレーターに映っていました。

とても上手いけれど、その濃厚な描写に私は耐えられませんでした。

私は、アントニオ・ロペスよりも若い世代のイラストレーターに興味を持ちました。

 

アントニオ・ロペスのイラストレーション

アントニオ・ロペス イラストレーション04イラストレーション アントニオ・ロペス 1980年
「100years of Fashion Illustration」より

 

  • イラストレーション
    アントニオ・ロペス

    1980年
    ニューヨーク・タイムス
    ロシア・キャンペーンのオリジナル

    紙に鉛筆

久しぶりに、アントニオ・ロペスのイラストレーションを見ました。

本当に上手いですね。

時代とともにスタイルが変わっていきますが、どのイラストレーションも素晴らしいです。

学生時代の私に足りなかったのは、濃密な描写を鑑賞する力だった気がします。

それが、私の服にもあらわれていました。

 

見過ごしてしまったもの

アントニオ・ロペス イラストレーション05イラストレーション アントニオ・ロペス 1980年
「100years of Fashion Illustration」より

 

  • イラストレーション
    アントニオ.ロペス

    ”アメリカン・ヴォーグ”1980年
    Beautyオリジナル
    紙に鉛筆、グワッシュとカラーオーバーレイ・フィルム

アントニオ・ロペスというと、上のイラストレーションを思い浮かべます。

顔の立体感が、すごいです。

10代、20代のころの私は尖っていた分、見過ごしてしまったものがたくさんありました。

アントニオ・ロペスのイラストレーションも、その1つでした。

担任の先生に、
前衛的なデザイナーも、古い服を見て研究しています。これは見ない、あれは嫌いと、今から壁を作っては将来成長できません。
と教えられたのに、甘かった学生時代の私でした。

 

まとめ

アントニオ・ロペス イラストレーション06イラストレーション アントニオ・ロペス 1983年
「100years of Fashion Illustration」より

 

  • イラストレーション
    アントニオ・ロペス
    ”ヴァニティ”1983年
    表紙、オリジナル

    紙に鉛筆、水彩とグワッシュ

インターネットでアントニオ・ロペスを検索したところ、たくさんのイラストレーションがありました。

アントニオ・ロペスの人気を、実感しました。

しかしアントニオ・ロペスについての記述は、あまりありませんでした。

アントニオ・ロペスだけでなく、ファッションに関わった人の記述はとても少ないです。

ファッションに関係した人々を、これからも再発見していきます。

 

アントニオ・ロペスのイラストレーションは、以下のページにもあります

ぜひ、参考にしてください。