イヴ・サンローランのこと

これまでイヴ・サンローランについて、何度かふれてきました。
今回はイヴ・サンローランについて、まとめてみようと思います。

 

イヴ・サンローラン

イヴ・サンローラン09クリスチャン・ディオールでのイヴ・サンローラン 1957年
「YVES SAINT LAURENT」より
ISBN978-0-8109-9608-3

 

イヴ・サンローラン

  • 1936年 フランス領アルジェリアのオランで生まれる(8月1日)
         子供の頃、パリに引っ越し
  • 1953年 パリのオート・クチュールファッションデザイン学校に入学
  • 1954年  IWS主催のデザインコンテストのドレス部門で1位を獲得
  • 1955年 クリスチャン・ディオール社に入社
  • 1957年 クリスチャン・ディオールの主任デザイナーになる
  • 1960年 アルジェリア独立戦争で、フランス軍に徴兵される
  • 1962年 スポンティーニ通りに、自分のメゾンをオープン
  • 1966年 プレタポルテラインの「イヴ・サンローラン リヴ・ゴーシュ」を開店
  • 1974年 メゾンをアヴェニューマルソーに移転
  • 1983年 ニューヨーク・メトロポリタン美術館で作品回顧展を開催
  • 1993年 「デ・ドール」(金の指ぬき)賞を受賞
  • 1998年 パリで開催されたサッカーワールドカップ決勝戦でショーを披露
  • 2001年 レジオン・ド・ヌール勲章コマンドゥール(司令官3等)受章
  • 2002年 パリのオートクチュールコレクションを最後に引退(1月22日)
         パリのアヴェニューマルソーのアトリエが閉店(10月31日)
  • 2007年 レジオン・ ド・ヌール勲章グラントフィシエ(大将校2等)受章(12月6日)
  • 2008年 死去(6月1日)

 

イヴ・サンローラン リヴ・ゴーシュ

イヴ・サンローラン10 アンディ・ウォーホルアンディ・ウォーホル(1928-1987)によるイヴ・サンローラン
1972年 シルクスクリーン
「YVES SAINT LAURENT」より

 

イヴ・サンローラン リヴ・ゴーシュ。

イヴ・サンローランの、プレタポルテラインの名前です。

リヴ・ゴーシュは、「セーヌ川の左岸」という意味です。

若者の集う街の名を、ブランド・イメージと関連づけました。

プレタポルテに目を向けるようイヴ・サンローランを導いたのは、ピエール・ベルジェでした。

1966年、イヴ・サンローランは他のメゾンに先駆け、プレタポルテを始めました。

ファッションが、大きく変わった瞬間でした。

 

イヴ・サンローランの繊細さ

イヴ・サンローラン11第1回目のオートクチュールコレクションの舞台裏
イヴ・サンローラン 1962年 写真:Pierre Boulat
「YVES SAINT LAURENT」より

 

イヴ・サンローランは、若いころから極度に繊細で神経過敏でした。

上の写真には、イヴ・サンローランの繊細でシャイな性格がよく表れています。

繊細さは、ファッションデザイナーにとって必要なものです。

しかし繊細さゆえに、ファッションデザイナーは苦しみます。

最近、繊細な感性のファッションデザイナーが減りました。

 

イヴ・サンローランのインスピレーション源

イヴ・サンローラン12 ドルマンブラウスとスカートのスケッチ
1977年春夏オートクチュールコレクション
「YVES SAINT LAURENT」より

 

このスタイル画は、イヴ・サンローランが40歳ころ描いたものです。

イヴ・サンローランは、芸術からインスピレーションを得ることが多かったファッションデザイナーでした。

またイヴ・サンローランは、

  • バレエ
  • 演劇
  • オペラ

の舞台衣装と舞台美術のデザインも手がけました。

オートクチュール・コレクションには、演劇や舞台の要素が溶け込んでいました。

イヴ・サンローランは、フランス領アルジェリアで生まれ育ちました。

そしてイヴ・サンローランの作品には、多文化主義や異国情緒への愛があふれていました。

 

イヴ・サンローランとおてんばルル

イヴ・サンローラン13 おてんばルルイヴ・サンローランと「おてんばルル」
1967年 写真:Robert Doisneau
「YVES SAINT LAURENT」より

 

「おてんばルル」は イヴ・サンローランによって、1956年に描かれました。

そして、1967年に出版されました。

「 おてんばルル」は、日本でも出版されています。

  • イヴ・サンローラン:著
  • 東野純子:訳
  • 河出書房新社
  • ISBN978-4-309-27104-0

 「おてんばルル」の訳者あとがきによると、

イヴ・サンローランはディオール社で働きながら、少しずつルルの話を作り上げていった。
ディオールが、ルルの物語の最新作を読むのを心待ちにしていたという逸話も残っている。
その後、どういういきさつだったのか、「おてんばルル」は、フランソワーズ・サガンの目にとまった。
フランソワーズ・サガンが何年にもわたって熱心にイヴ・サンローランを説いて、1967年にようやく出版の運びとなったようである。

とあります。

イヴ・サンローランの違った一面が見られますので、興味がある方はぜひ読んでください。

 

最後に

イヴ・サンローランについて駆け足で見てきましたが、いかがだったでしょうか?

まだまだ書ききれてはいませんので、今後加筆していこうと思います。

 イヴ・サンローランについては、

こちらもぜひ、ご覧ください。

 

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